「 遺伝子/分子生物学(書籍) 」一覧

目に見える大きな動物について書くことから見えない生物へ――サイエンスライター、デビッド・クアメンの転換点になった「13頭のゴリラ」とその後の探求

目に見える大きな動物について書くことから見えない生物へ――サイエンスライター、デビッド・クアメンの転換点になった「13頭のゴリラ」とその後の探求

2012年に『スピルオーバー――ウイルスはなぜ動物からヒトへ飛び移るのか』(邦訳は2021年)を発表したサイエンスライターのデビッド・クアメ...

かつてチャールズ・ダーウィンが描いたように、がんの進化系統樹を描く――UCLのフランシス・クリック研究所の教授チャールズ・スワントン率いるチームの研究

かつてチャールズ・ダーウィンが描いたように、がんの進化系統樹を描く――UCLのフランシス・クリック研究所の教授チャールズ・スワントン率いるチームの研究

「自然界の生物が飢餓や捕食者といった選択圧を受けて進化するのと同じように、がん細胞も人体という生態系の中で選択圧を受けて進化する」。がんを進...

進化とともに生きる――キャット・アーニー著『ヒトはなぜ「がん」になるのか』とロブ・ダン著『ヒトという種の未来について生物界の法則が教えてくれること』の併読から見えてくるもの

進化とともに生きる――キャット・アーニー著『ヒトはなぜ「がん」になるのか』とロブ・ダン著『ヒトという種の未来について生物界の法則が教えてくれること』の併読から見えてくるもの

サイエンスライター、キャット・アーニーが書いた『ヒトはなぜ「がん」になるのか――進化が生んだ怪物』(2020年/邦訳2021年)の「はじめに...

自分たちの家のなかの生態系や微生物多様性を守り、豊かにし、健康的に暮らすには その2――ロブ・ダン著『家は生態系 あなたは20万種の生き物と暮らしている』

自分たちの家のなかの生態系や微生物多様性を守り、豊かにし、健康的に暮らすには その2――ロブ・ダン著『家は生態系 あなたは20万種の生き物と暮らしている』

自分たちの家のなかの生態系について、「その1」のエド・ヨン著『世界は細菌にあふれ、人は細菌によって生かされる』につづいて、今度はロブ・ダン著...

自分たちの家のなかの生態系や微生物多様性を守り、豊かにし、健康的に暮らすには その1――エド・ヨン著『世界は細菌にあふれ、人は細菌によって生かされる』

自分たちの家のなかの生態系や微生物多様性を守り、豊かにし、健康的に暮らすには その1――エド・ヨン著『世界は細菌にあふれ、人は細菌によって生かされる』

以前の記事「ヒトの体がヒトのものであると同時に(あるいはそれ以上に)微生物のものでもあるのなら、ヒトの位置づけも問い直しを迫られるが、果たし...

AIDSは敵か味方か 「ウイルスと宿主は共生する」という進化論パラダイム――フランク・ライアン著『破壊する創造者 ウイルスがヒトを進化させた』

AIDSは敵か味方か 「ウイルスと宿主は共生する」という進化論パラダイム――フランク・ライアン著『破壊する創造者 ウイルスがヒトを進化させた』

「社会科学の視点でとらえたHIVから自然科学の視点でとらえたHIVへ――ランディ・シルツ著『そしてエイズは蔓延した』からデビッド・クアメン著...

ゲノム医療の可能性を切り拓いた医師や研究者と確定診断を求めてさまよう患者や家族たちのオデッセイ(苦難に満ちた長旅)――ユアン・アンガス・アシュリー著『ゲノム・オデッセイ』

ゲノム医療の可能性を切り拓いた医師や研究者と確定診断を求めてさまよう患者や家族たちのオデッセイ(苦難に満ちた長旅)――ユアン・アンガス・アシュリー著『ゲノム・オデッセイ』

ゲノム医療のパイオニアのひとりであるユアン・アンガス・アシュリーが書いた『ゲノム・オデッセイ』の内容は、「診断のつかない患者を救う、ある医師...