乾燥豆の備蓄を念頭に置いた豆料理レッスン:専用のミックススパイスやカスリメティを使ってチャナマサラ(ひよこ豆のスパイスカレー)をつくる

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乾燥豆の備蓄を念頭に置いた豆料理レッスンのきっかけは、「アーミッシュが備蓄している賞味期限のない食品20選」という動画。20種類の食品のなかで、乾燥豆は生蜂蜜に次ぐ第2位で、「アーミッシュの自給自足の礎」と表現されている。

前回は黒いんげん豆と肉を煮込んだブラジルの国民食といわれるフェイジョアーダをつくった。今回はチャナ豆(ひよこ豆)を使った料理。

ひよこ豆の備蓄(2025年7月上旬)

チャナ豆は買い足してないので、この日の料理で100g使い、ストックはいまのところ約1.7kg。賞味期限2025.11のアンビカの豆を優先的に使い、賞味期限2027.02のパドマの豆を備蓄に回している。

今回の豆料理はチャナマサラ(チャナ豆のスパイスカレー)。

手本にしたのは、頻繁に利用している『世界の豆料理 中東、アフリカ、米大陸、ヨーロッパ、アジアの郷土色あふれる120のレシピ』(誠文堂新光社、2016年)。世界を5つのパート、中東(レバノン/トルコ/イラン)、アフリカ(エジプト/モロッコ/西・中部アフリカ)、米大陸(メキシコ/ペルー/ブラジル/アメリカ合衆国)、ヨーロッパ(スペイン/ポルトガル/イタリア/フランス/ハンガリー)、アジア(インド/ミャンマー/中国)に分けて、様々な豆料理を紹介している。

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● 『世界の豆料理 中東、アフリカ、米大陸、ヨーロッパ、アジアの郷土色あふれる120のレシピ

チャナマサラは1か月ほど前にもつくっているが、そのとき手本にしたのは、レヌ・アロラ著『私のインド料理』(柴田書店、1983年)。それと似たようなレシピだったらわざわざ参考にすることもないが、『世界の豆料理~』のレシピには、使ったことがないスパイスなどが含まれていた。

ミックススパイスやカスリメティを使ったチャナマサラ(チャナ豆のスパイスカレー)

こちらが完成したチャナマサラ。材料は、乾燥ひよこ豆、サラダオイル、クミンシード、玉ねぎ、にんにくしょうがペースト、チリパウダー、ターメリックパウダー、コリアンダーパウダー、ホールトマト(缶)、塩、カスリメティ、クミンパウダー、チャナマサラパウダーなど。

前につくったチャナマサラは、玉ねぎ、トマト、サラダオイル、クミンシードでつくるカレーベースを使うが、こちらは材料を順次、炒め合わせ最後に軽く煮込む感じなので、時間はかからない。

個人的には、チャナマサラはカレーベースを使った味に慣れていたので、もっといろいろなスパイスが混ざり合ったこちらの味は新鮮だった。チャナマサラパウダーやカスリメティははじめて使ったので、商品説明などの情報を付記しておく。

京急南太田駅最寄りのヨコハマ・スパイスで購入したMDHチャナマサラ

京急南太田駅に近いアジア食材店ヨコハマ・スパイスで購入したMDHチャナマサラ。(以下、裏ラベルより)名称:ミックススパイス(チャナマサラ)/原材料名:コリアンダー、食塩、マンゴー、レッドチリ、ナツメグ、クミン、メロン、こしょう、フェヌグリーク、クローブ、ミント、しょうが、シナモン、カルダモン、キャラウェイ、メース、ザクロ/内容量:100g/原産国名:インド/賞味期限:2025.12/輸入者:HARMONY有限会社。

商品説明(Ambikaのオンラインショップより引用):日本人にも大人気のひよこ豆(カブリチャナ または ガルバンゾ)のカレー「チャナマサラ」用のミックスマサラです。
ひよこ豆に玉ねぎ、トマトなどを加えて作るこのカレーは、ひよこ豆を柔らかく茹でて用意しておけば、調理は約20分くらいであっという間にできちゃいます♪
また缶いり茹でひよこ豆を使用すれば更に手軽に楽しめます。出来立てにレモンを絞ってまわしかけ熱々を召し上がれ!!玉ねぎのピクルスと一緒に食べると美味しさ倍増です。

ネットには、以下の動画のように、このミックススパイスを手作りするためのレシピもけっこうある。

JR石川町駅に近いアジア食材店SHRAMIK-MARTで購入したカスリメティ(フェヌグリークリーフ)

JR石川町駅に近いアジア食材店SHRAMIK MARTで購入したカスリメティ(フェヌグリークリーフ)。(以下、裏ラベルより)名称:フェヌグリークリーフ/原材料名:フェヌグリーク/内容量:100g/原産国名:インド/賞味期限:2026.01/輸入者:HARMONY有限会社。

商品説明(Ambikaのオンラインショップより引用):カスリメティ はフェヌグリーク(メティシード)として知られるスパイスの葉を乾燥させたハーブです。カソリメティ、メティリーフなどと呼ばれます。生のメティはインドでは定番の野菜です。
ふんわりとしたマイルドな芳香が特徴で、クリームで煮込む人気のお料理バターチキンには欠かせない甘い香りのハーブです。肉料理によく合い、野菜炒めをインド風にしたい時にもアクセントに。

《参照/引用文献》
● 『世界の豆料理 中東、アフリカ、米大陸、ヨーロッパ、アジアの郷土色あふれる120のレシピ』(誠文堂新光社、2016年)