レモンマリーゴールドとミントマリーゴールドとメキシカンタラゴンをめぐって

スポンサーリンク

以前、レモンマリーゴールドを購入したときの記事(「偶然見つけた花屋でハーブを購入、その4:レモンマリーゴールド」)では、ラベルにはレモンマリーゴールドとあるものの、葉のつき方や形が違うような気がするというようなことを書いた。

これからはレモンマリーゴールドではなくミントマリーゴールドと呼ぶことにする

その後、なにも報告していなかったが、我が家で育っているこのハーブは、どうやらレモンマリーゴールドではなく、メキシコ原産の“Tagetes lucida”、メキシカンタラゴンのようだ。メキシカンミントマリーゴールドやウィンタータラゴン、テキサスタラゴンなどとも呼ばれ、日本ではミントマリーゴールドで通っている。葉はアニスに似た香りがする。

その呼び名からもわかるようにフレンチタラゴンの代用として使われるが、筆者がチェックした英語サイト(Growing Mexican Tarragon | Bonnie Plants)によれば、熱を加えると急速に香りが失われてしまうという。だから使うとしたら、料理の最後にちらすか、マリネやサラダなど熱を加えないメニューに向いているようだ。

ということで、今後このハーブを取り上げるときには、レモンマリーゴールドではなく、ミントマリーゴールドと呼ぶことにする。





● amazon.co.jpへ