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セコイア・ナガマツが『闇の中をどこまで高く』で切り拓いた独自の世界とそのヒントになった、死に関する数冊のノンフィクション その2:人間と豚、死体の腐敗

セコイア・ナガマツが『闇の中をどこまで高く』で切り拓いた独自の世界とそのヒントになった、死に関する数冊のノンフィクション その2:人間と豚、死体の腐敗

(「セコイア・ナガマツが『闇の中をどこまで高く』で切り拓いた独自の世界とそのヒントになった、死に関する数冊のノンフィクション その1:葬儀業...

セコイア・ナガマツが『闇の中をどこまで高く』で切り拓いた独自の世界とそのヒントになった、死に関する数冊のノンフィクション その1:葬儀業界と臨死体験

セコイア・ナガマツが『闇の中をどこまで高く』で切り拓いた独自の世界とそのヒントになった、死に関する数冊のノンフィクション その1:葬儀業界と臨死体験

日系アメリカ人のセコイア・ナガマツが2022年に発表した長編デビュー作『闇の中をどこまで高く』は、2030年のシベリア、気候変動を研究するチ...

妹を守ろうとする外部の物語と記憶を手繰る内面の物語、あるいは凶器のナイフとトラウマを象徴するナイフ――オインカン・ブレイスウェイト著『マイ・シスター、シリアルキラー』

妹を守ろうとする外部の物語と記憶を手繰る内面の物語、あるいは凶器のナイフとトラウマを象徴するナイフ――オインカン・ブレイスウェイト著『マイ・シスター、シリアルキラー』

ひとつ前の記事では、だいぶ前に読んだナイジェリア出身の女性作家オインカン・ブレイスウェイトのミステリ『マイ・シスター、シリアルキラー』のこと...

第三本土橋、ゴー・スロー(渋滞)、警察組織の腐敗――ナイジェリア出身のオインカン・ブレイスウェイトのミステリ『マイ・シスター、シリアルキラー』に見るメガシティ、ラゴス

第三本土橋、ゴー・スロー(渋滞)、警察組織の腐敗――ナイジェリア出身のオインカン・ブレイスウェイトのミステリ『マイ・シスター、シリアルキラー』に見るメガシティ、ラゴス

このところ、ベン・ウィルソンの『メトロポリス興亡史』を参照してメガシティ、ラゴスの成長を展望したり、ラゴスを舞台にした『Collision ...

アフロフューチャリズムからアフリカンフューチャリズムへ、ンネディ・オコラフォーの『ビンティ』と『Lagoon』の朗読をヒントに未来のアフリカを想像する|TED Talksより

アフロフューチャリズムからアフリカンフューチャリズムへ、ンネディ・オコラフォーの『ビンティ』と『Lagoon』の朗読をヒントに未来のアフリカを想像する|TED Talksより

ンネディ・オコラフォー(Nnedi Okorafor)は、ナイジェリア系アメリカ人のSF/ファンタジー作家。ナイジェリアのメガシティ、ラゴス...

マココ、コンピュータ・ビレッジ、ダンフォ、エコ・アトランティックなどから、ナイジェリアのメガシティ、ラゴスの現在と未来を展望する――ベン・ウィルソン著『メトロポリス興亡史』

マココ、コンピュータ・ビレッジ、ダンフォ、エコ・アトランティックなどから、ナイジェリアのメガシティ、ラゴスの現在と未来を展望する――ベン・ウィルソン著『メトロポリス興亡史』

イギリスの歴史家ベン・ウィルソンが2020年に発表した『メトロポリス興亡史』では、ウルク、バビロンから、ローマ、バグダッド、アムステルダム、...

ヘイミシュ・マクレイが『2050年の世界』で注目する”アングロ圏”の台頭とナイジェリア人作家のクライファイ(気候変動フィクション)隆盛の予感

ヘイミシュ・マクレイが『2050年の世界』で注目する”アングロ圏”の台頭とナイジェリア人作家のクライファイ(気候変動フィクション)隆盛の予感

新設されたクライメート・フィクション賞(The Climate Fiction Prize)については、以前の記事「降り続く雨、沈みゆく世界...

ヘイミシュ・マクレイ著『2050年の世界』が予測するナイジェリアの台頭とカヨデ・カスム監督のナイジェリア映画『Afamefuna』が描くイボ族の徒弟制度について

ヘイミシュ・マクレイ著『2050年の世界』が予測するナイジェリアの台頭とカヨデ・カスム監督のナイジェリア映画『Afamefuna』が描くイボ族の徒弟制度について

ジャーナリストのヘイミシュ・マクレイが2022年に発表した『2050年の世界――見えない未来の考え方』で、2050年に台頭が予想される国のひ...

2013年から2040年代まで気候変動をめぐるアメリカの変化を多彩な登場人物の視点で重層的に描き出す大著――スティーヴン・マークリー著『The Deluge』についてのメモ

2013年から2040年代まで気候変動をめぐるアメリカの変化を多彩な登場人物の視点で重層的に描き出す大著――スティーヴン・マークリー著『The Deluge』についてのメモ

スティーヴン・マークリー(Stephen Markley)は、1983年、米オハイオ州マウントバーノン生まれの作家/ジャーナリスト。アイオ...

全知の語り手がじわじわと炙り出す日常に潜む崩壊の不安、気候変動を描かないクライファイ(気候変動フィクション)――ルマーン・アラム著『終わらない週末』

全知の語り手がじわじわと炙り出す日常に潜む崩壊の不安、気候変動を描かないクライファイ(気候変動フィクション)――ルマーン・アラム著『終わらない週末』

ルマーン・アラム(Rumaan Alam)は1977年、ワシントンDC生まれ。彼の両親は1970年代初頭にバングラデシュからアメリカに移住し...