スーパーで購入したアボカドの種を植えて、芽が出た3本を育てていることは以前の記事で書いた。輸入されるアボカドのほとんどは、メキシコ産のハス(Hass)という品種だという。アボカドには、雄花と雌花の開花する時間帯が、午前と午後で正反対になるAタイプとBタイプがあって、異なるタイプを一緒に育てれば結実しやすくなるらしい。我が家のアボカドは3本ともメキシコ産なので、Aタイプのハスだと思われる。
ところが最近、スーパーでペルー産のアボカドを見かけるようになった。調べてみるとこちらも品種は同じハスのようだが、ペルー産という違いだけでなんとなく種を捨てるのがもったいなくなり、ためしに植えてみた。
挿し木用の粒状培養土を入れたポットに種を植えて、表面が乾いたら水をやるようにしていたら、種に入った亀裂が広がってきて、芽を出した。以前の記事にも書いたが、水栽培では失敗ばかりだったのに、このやり方だとうまくいく。
こちらが、前の写真からだいたい20日後のアボカド。たまたま季節があっていたのか、前のアボカドよりも成長が早いような気がする。
仕事が忙しかったので遅くなったが、ぐんぐん伸びるアボカドをやっとポットから植木鉢に植え替えた。土は腐葉土と小粒の赤玉土を混ぜたもの。鉢の底のほうに固形の肥料を入れた。
メキシコ産のアボカドは冬の寒さにやられてから、茎は太くなっているものの成長がにぶっているので、このペルー産アボカドはとりあえず屋内で育ててみたいと思う。
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