ベランダで枯れずに冬を越し、葉を茂らせているスイートバジル、日本でも多年草になっていくのか

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耐乾性があるのでベランダで冬を越すバジル マジックマウンテン

わが家で育てているバジル マジックマウンテンは、バジルのなかでも耐寒性があるので、ベランダに出しっぱなしで冬を越し、また芽が出てくる。咲いた花を切らないと一年中咲いていたりもする。

これに対して、日本で一般的なスイートバジルは、ベランダに出しておけば冬には枯れる。佐々木薫監修『はじめてのハーブ-育てる・食べる・役立てる (池田書店の園芸シリーズ)』にも、以下のように説明されている。

「日本の高温多湿には強い反面、冬の寒さには弱く、枯れてしまうケースが多いため、一年草として扱われています」

間引いてから20日ほど経過したバジル

これは昨年、ベランダで育てていたスイートバジル。「購入したバジルの苗を植え替え、間引きするしかなくなった苗でトマトソースのパスタやバジルチキン バルサミコ酢ソースをつくる」で取り上げた。

そのスイートバジルは、冬の間もずっとベランダに置いてあった。そして、一方は枯れてしまったが、もう一方は、バジル マジックマウンテンと同じように枯れなかった。

冬を越して葉を茂らせたスイートバジル

これが冬を越したスイートバジル。最初は、木質化した茎から芽を出してもあまり勢いがなかったが、どんどん元気になっている。

茎の部分を見ると木質化していることがわかる

上の写真だけだと、今年育て始めたバジルとの違いがわからないが、茎を見ると木質化していることがよくわかる。冬があまり寒くないと、スイートバジルも多年草になっていくのかもしれない。

こぼれ種から育ったと思われるバジル

ちなみに、同じ鉢の隅の方で育っているこのバジルは、種から芽を出したもののように見える。隣に置いてあった枯れたバジルからこぼれ種が落ちたのかもしれない。

《参照/引用文献》
● 『はじめてのハーブ-育てる・食べる・役立てる (池田書店の園芸シリーズ)』佐々木薫監修(池田書店、2007年)





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