新潟の地酒、山間 仕込み10号 特別純米 中採り直詰め 無濾過生原酒の常温でモッツァレラチーズのサラダ、ズッキーニのフリット ローズマリーソルト、チキンカチャトーラのチーズ焼きをいただく

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「山間 仕込み10号 特別純米 中採り直詰め 無濾過生原酒 H30BY」は、京急・南太田駅からちょっと歩く横濱 鈴木屋酒店で購入。

京急・南太田駅最寄りの鈴木屋酒店で購入した「山間 仕込み10号 特別純米 中採り直詰め 無濾過生原酒 H30BY」のラベル「山間 仕込み10号 特別純米 中採り直詰め 無濾過生原酒 H30BY」の裏ラベル

基本的な情報をまとめておくと(裏ラベルや醸造元である新潟第一酒造のサイトを参照)、醸造元:新潟第一酒造株式会社/醸造元所在地:新潟県上越市浦川原区横川/原材料名:米(国産)・米麹(国産米)/精米歩合:60%/アルコール分:17度/製造年月:2019.3/醸造年度:H30BY。

醸造元のコメント(裏ラベルより):「搾ってる最中の中採り部分を直詰めした特別純米酒 無濾過生原酒」

「山間」という銘柄について(醸造元サイトより):「理想とする究極の味わいの具現化を目指し、密かに細々と試醸してきた酒が、ようやく納得できる形になり、平成19年秋から発売開始。
上槽(搾り)作業の際の中採り部分だけをすぐに瓶に直詰めしている、無濾過の酒です」

この山間は、「新潟の地酒、山間 仕込み10号 特別純米 中採り直詰め 無濾過生原酒の常温でふきの煮物やから揚げをいただく?」のときに抜栓してから常温保存で4か月というところ。話題になっているということだけで試しに購入し、抜栓してカプ系と知った酒。酒だけを飲むのであれば、ガス感がありフレッシュ、フルーティーで強い甘みがあり、濃くて芳醇で美味しいと思うが、この香りで料理をいただくのは難しい。

ということで、香りがどう変化するか様子をみるために置いておいた。実はその間に、2度ほどチェックをしている。1度目は、「横浜中央卸売市場・水産物部の一般開放日に買った食材で、焼き牡蠣、寄せ鍋、すずきのフリットやムニエル、ケイパーとレモンのソースをいただく」のとき。抜栓から5日後の山間の常温をすずきのムニエルで試したが、やはり厳しかった。

2度目は、「早い時間から半額シールがついている「築地 魚きん 横浜店」で天然ぶりとかます(湯引)の柵を購入し、刺身やカルパッチョでいただく」のとき。抜栓から1か月弱の山間の常温をカルパッチョで試したら、香りがいくらか穏やかになっていた。香りがそれほど気にならなくなると、凝縮された旨みとキレが生きてくる。

それからさらに3か月。カプ系でもいけそうな料理でチャレンジ。

細かくしたレモンバームをちらしたモッツァレラチーズのサラダ

モッツァレラチーズとオレンジのサラダ。「伸び放題になっていたレモンバームを収穫し、乾燥させて保存し、ヨーグルトやアイスクリーム、モッツァレラチーズにちらしたり、ハーブソルトにしてフリットにそえる」の記事で料理だけ先に取り上げていたもの。モッツァレラチーズ、オレンジ、黒オリーブ、オリーブオイル、細かくした乾燥レモンバーム、塩など。飾りフレッシュハーブは、たまたま余っていたミント ベリーズ&クリームの葉。

緑と黄のズッキーニのフリットとローズマリーソルトをまぶしたフライドポテト

緑と黄のズッキーニのフリットとフライドポテト。「伸び放題になっていた半匍匐性のローズマリーを収穫して、乾燥させ、ハーブソルトにしてフライドポテトやズッキーニのフリットに使ってみる」の記事で、料理だけ先に取り上げていたもの。フライドボテトには、乾燥ローズマリーを使ったハーブソルトをまぶし、フリットは、お好みでレモンバームかローズマリーのハーブソルトをふっていただいた。

チキンカチャトーラ

最後の料理の材料は、前日に「兵庫の地酒、竹泉 但馬強力 生酛 純米 生酒 2019BYの熱燗でチキンカチャトーラをいただく」でつくったチキンカチャトーラの残り。それをチーズ焼きに。

チキンカチャトーラのチーズ焼き

チキンカチャトーラのチーズ焼き。

山間の常温で。香りがまったく気にならないといえば嘘になるが、香りよりも旨みの凝縮感やキレが優位にたち、この手の料理を合わせるならいけると思う。





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