ルンギア クロッシー(マッシュルームプラント)を茎伏せで増やそうとしたら、正体不明の動物に食われるが、なんとか防衛し、きのこのような風味を確認する

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ルンギア クロッシー(Rungia Klossii) 別名:マッシュルームプラントの苗を購入したのは、たぶん2年くらい前のこと。苗に添えられたラベルでは、以下のように説明されていた。

「パプアニューギニア原産のハーブです。美しい光沢のある緑葉です。鉄分・ビタミンCが豊富で、マッシュルームのような味が特徴です。サラダやサンドイッチなどに生で使います。スープにきのこの味を付ける時にもおもしろいです」

そのルンギア クロッシー。水をやるのと、冬場にはベランダから屋内に移すこと以外、ほとんど手入れをしていなかったが、今年、暖かくなってベランダに出すときに、茎伏せで増やすことにした。

ルンギア-クロッシーの親株

このハーブは、手入れをしないと、茎が長く伸びて、鉢のまわりに垂れさがるので、両側に新しい鉢を置いて、簡単に茎を埋めることができる。カラーワイヤーなどで固定する必要もない。

ところが、ベランダで茎伏せを開始して一週間ほどした頃から葉が減りはじめた。他のオレガノやミント、バジル マジックマウンテン、レモンバーベナ、セージ、アロマティカスなどには異変はない。どうも夜のうちに、ルンギア クロッシーだけ食われているらしい。

この周辺で、たまに目にするのは、ハクビシンやリスだが、正体はわからない。親株の鉢とふたつの新しい鉢が茎でつながっているので、簡単に屋内に移すこともできない。茎伏せはうまくいったようで、埋めた茎が伸び始めたが、日に日に葉が食われてしまう。

動物は夜行性らしいので、茎を切断し、ルンギア クロッシーの鉢だけ夕方に屋内に移し、朝、ベランダに出すことにした。その結果、また葉が出てきて、もとに戻りつつある。上の写真は、ルンギア クロッシーの親株で、茎伏せに使わなかった長い茎の先の葉を残して、ほとんど葉がなくなりかけていたが、ここまで復活した。

茎伏せで増やしたルンギア-クロッシーの鉢のひとつ

こちらが、茎伏せで増やしたルンギア クロッシーの鉢のひとつ。比較的、被害が少なかった方の鉢。親株よりも葉が大きく、色もいくらか明るいように見える。

茎伏せで増やしたルンギア-クロッシーの鉢のもうひとつ

こちらが、葉だけでなく茎までかじられ、被害が大きかった方の鉢。こちらには、新しい葉を出さずに、ダメになってしまった茎もある。

ルンギア-クロッシーの葉をトッピングしたオムレツ

復活した子株のルンギア クロッシーの葉を摘んで、とりあえずオムレツにのせてみた。確かにきのこのような風味があっておもしろい。次はサラダに使ってみる。