サカタのタネ直営のガーデンセンター横浜のオリーブフェア

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“ガーデンセンター横浜”は、サカタのタネ直営の日本最大級の園芸専門店。京浜急行の神奈川駅、東横線の反町駅から徒歩5分のところにある。そこにはじめて行ったのは、今年(2016年)の5月頃のことだったと思う。お目当てはもちろんオリーブの木。ガーデンセンター横浜のホームページを見て、オリーブのコーナーがあるのを知り、とても楽しみにしていた。

ところが、入口の左手にあるそのコーナーには、かなり大きめの木が何本か並んではいるものの、苗木のスペースはほとんど空にちかかった。そこで種類の違うブルーベリーの木を2本購入して帰った(そのブルーベリーの木についてはまだ取り上げていなかったが、元気に育っている。いまはだいぶ紅葉してきている)。

サカタのタネ直営、日本最大級の園芸専門店・ガーデンセンター横浜9月3日から11日までオリーブフェアが開かれていたスペイン、イタリアからモロッコ、チリ、オーストラリアまで様々な国々のオリーブが並ぶ比較的入荷の多い品種のリスト特大の実をつけたチリ原産のアザパ

それから3週間くらいして再び行ってみたが、オリーブのコーナーは相変わらずだった。今度は4種類のワイルドストロベリーを購入して帰った。そのワイルドストロベリーのことは以前に書いた。

それからは足を運んでいなかったが、久しぶりにガーデンセンター横浜のホームページを見たら、9月3日(土)~9月11日(日)までオリーブフェアが行われるという告知があり、「オリーブの優良生産者が丹精こめて育てた、とても素敵な枝姿のオリーブ苗や鉢物がそろいます」と書かれていた。

これなら大丈夫だろうと思い、最終日の前日の土曜日に行ってみた。今回は苗も含め、オリーブの木が所狭しと並んでいた。これだけの品種のオリーブが眺められるとは思っていなかった。写真ではリストの文字が読めないかもしれないので、品種名を列記しておく(最終日の前日なので、リストにあるものが全部あったわけではない)。

アザパ(チリ)、アルベキーナ(スペイン)、アレクーゾ(トルコ)、エルグレコ(ギリシャ)、オヒブランカ(スペイン)、カヨンヌ(フランス)、コラティナ(イタリア)、コレッジョッラ(イタリア)、コロネイキ(ギリシャ)、サウスオーストラリアンベルダル(オーストラリア)、デルモロッコ(モロッコ)、ネバディロブランコ(スペイン)、ハーディーズマンモス(ギリシャ)、バルネア(イスラエル)、バロウニ(チュニジア)、ピクアル(スペイン)、ピッチョリーネ(フランス)、フラントイオ(イタリア)、ベンドリノ(イタリア)、マンザニロ(スペイン)、ミッション(アメリカ)、モロイオロ(イタリア)、レッチーノ(イタリア)、ロシオーラ(イタリア)、117-ワンセブンセブン(イタリア)、UC13A6(アメリカ)

はじめて聞く品種名もいくつかあった。特大の実をつけたアザパに目を奪われた。岡井路子『決定版 育てて楽しむ オリーブの本』では、アザパが以下のように紹介されていた。

アザパはチリ原産で、実は特大型。「南米原産で、冬が温暖な地域での栽培に適する。実の大きさはバラエティに富み、重さ6~12gの特大の実を毎年たくさんつける。実は細長く、塩漬けに向く。葉は細長くて葉裏が白く、美しい」

いろいろな品種をじっくり眺め、まだ持っていない品種の苗を2本購入してきたが、そのことについてはまたあらためて報告することにしたい。

《参照/引用文献》
● 『決定版 育てて楽しむ オリーブの本』岡井路子(主婦の友インフォス情報社、2014年)





● amazon.co.jpへ

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