地植えで伸び放題になっていたグリークオレガノを収穫し、乾燥させて保存する

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わが家で鉢で育てていたグリークオレガノを株分けし、ひと株を地植えにしたのは3年前のこと(「虫にやられたグリークオレガノの挿し木と冬越し」)。その地植えにしたオレガノは、一度勢いが衰えて、ダメになってしまったように見えた。ところが、庭と通路を仕切るレンガの外側から芽を出して大きくなり、内側でも復活した。

庭から通路にはみ出して伸び放題のグリークオレガノ

そしていまではこのような状態になっていた。左が庭で、右の白玉石の部分が通路。オレガノが通路にはみ出して伸び放題になり、仕切りのレンガも見えなくなっていた。

通路にはみ出したオレガノを収穫する

このままでは枝葉が密になり、根に近い部分が蒸れてしまうので、通路にはみ出している部分を中心に収穫した。収穫するのは、天気のよい日の午前中がよい。

これを、以前、ジャーマンカモミールやレモンバームを乾燥させたのと同じ要領で、乾燥させる(「秋蒔き(2016)で育てたジャーマンカモミールをハーブティー用に乾燥させ、保存する」「収穫したレモンバームの葉を乾燥させ、ハーブティーとハーブソルトを味わう」)。さっと洗って汚れなどをとり、ペーパータオルで水分をとり、ダイソーで買った「野菜干しネット」に入れて、風通しのよい日陰に吊るす。

本当は開花の直前に収穫するのがよいのだが、この状況では仕方がない。

ベランダの軒下で1週間乾燥させたオレガノ

オレガノを入れた「野菜干しネット」をベランダの軒下に吊るして1週間。天気がよく、風のある日が多かったので、葉がパリパリになった(風が強かったので、屋内に吊るして撮影)。

ネットから出したオレガノ

ネットから出したオレガノ。

茎を軽くしごいて葉をとる

茎を軽くしごいて葉をとる。

乾燥剤とともにジッパー付き保存袋に入れ冷蔵庫に保存

乾燥剤とともにジッパー付き保存袋に入れ、冷蔵庫で保存。作業の間中、オレガノのいい香りが漂っていた。

ハーブティーにしたときのオレガノの効能は、佐々木薫『ハーブティー事典-108種の効能から味・香り、利用法まで解説!』によれば、以下の通り。

「胃腸の調子を整え、消化を促す効果があるため、食べ過ぎたときに飲んでおくと、消化を助けます。
また、強壮作用もあり、せきをしずめたり、筋肉の痙攣や、神経性の頭痛、生理痛などをしずめるのに役立ちます。神経が過敏になっているときは、気持ちの高ぶりを抑えてくれるでしょう」

料理に使う場合にはもう少し砕いて。

《参照/引用文献》
● 『ハーブティー事典-108種の効能から味・香り、利用法まで解説!』佐々木薫(池田書店、2007年)





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