「体調を管理し、免疫力を上げるための試み」その7。これは、その4の「体調を管理し、免疫力を上げるための試み:ホーソンとヤロウとリンデンをブレンドした高血圧を予防するドライのハーブティーを飲む」の続きともいえる。
佐々木薫『ハーブティー事典-108種の効能から味・香り、利用法まで解説!』に、高血圧を予防するブレンドティーのひとつとして紹介されていたのが、ホーソンベリーとヤロウとリンデンのブレンド。それならわが家にあると思ったが、確かめてみたらひとつだけ違っていて、ホーソンベリーではなくホーソンだった。
同書では、ホーソンベリーについて以下のように説明されている。
「ホーソンベリーティーには、すぐれた強心作用があり、心臓の鼓動や血圧を整え、心臓の血液の流れを改善するのに役立ちます」
これはわが家にあってもよさそうだと思い、ネットで取り寄せた。わが家のヤロウとリンデンも残りが少なくなっていたので、ついでに注文した。
原産国は、「カリス成城 ホーソンベリー ホール WH オーガニック 100g」がポーランド、「ヤロウティー 50g ヤローティー:西洋ノコギリソウ:ハーブティー」がハンガリー、「リンデン カット 50g アメ横 大津屋スパイス ハーブ リンデンフラワー ライム linden セイヨウボダイジュ セイヨウシナノキ」がウクライナで、賞味期限はそれぞれ、2023.1.21、2023.3、2022.2.24。
せっかくなので、届いたハーブでブレンドティーをつくってみた。左から、ホーソンベリー、ヤロウ、リンデン。ホーソンベリーの飲み方のところに、「軽くつぶしてから」とあったので、すり鉢とすりこぎで軽くつぶした。
熱湯を注いで7分ほど蒸らしていれたハーブティー(この日に収穫した白実のワイルドストロベリー付き)。その特徴は以下のように説明されている。
「循環器系を強壮して、血圧を下げる働きのあるホーソンベリー。これに、末梢血管を拡張するヤロウ、緊張をやわらげて血管を拡張するリンデンをブレンド」
味はわずかに甘みがある程度でクセがなく、香りもおだやか。とても飲みやすい。
ホーソンベリーに関して本書には、「長期にわたる治療目的の使用は避ける」とあるので、毎日飲むようなことはないが、このブレンドティーと、同じく血圧降下の効能があるというレモンバームと他のハーブのブレンドティーなどをよく飲むようにして10日か2週間ほど様子を見ていたら、血圧が少し下がってきた(一応、毎日測っている)。もちろん、効能に個人差はあると思うが、血圧が気になる人は、ハーブティーのバリエーションにこのブレンドを加えるのもいいのでは。
《参照/引用文献》
● 『ハーブティー事典-108種の効能から味・香り、利用法まで解説!』佐々木薫(池田書店、2007年)
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