石川の地酒、宗玄 純米 八反錦 無濾過生原酒のぬる燗と兵庫の地酒、千代田蔵 特別純米生原酒 山廃仕込 北錦の熱燗でめじなの刺身とから揚げ黒酢あんかけをいただく

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「宗玄 純米 八反錦 無濾過生原酒」は、芹が谷にある秋元商店で、「千代田蔵 特別純米生原酒 山廃仕込 北錦」は、磯子方面の散歩コースの近くに店をかまえる山本屋商店で購入。

芹が谷の秋元商店で購入した「宗玄 純米 八反錦 無濾過生原酒」のラベル

「宗玄 純米 八反錦 無濾過生原酒」の基本的な情報をまとめておくと(ラベルなどを参照)、醸造元:宗玄酒造株式会社/醸造元所在地:石川県珠洲市宝立町宗玄/原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)/原料米:広島県産八反錦100%使用/精米歩合:55%/使用酵母:金沢酵母/アルコール分:17度/製造年月:20.1/おすすめの飲み方:冷やして◎、常温○、お燗◎。

醸造元のコメント(裏ラベルより):「能登杜氏が、北陸能登の寒夜において、最高の醸造技術を傾注し、精魂こめて醸しあげた酒です」

この宗玄は、「石川の地酒、宗玄 純米 八反錦 無濾過生原酒の常温と香川の地酒、悦凱陣 純米 阿州山田錦70 無濾過生原酒の熱燗で〆さばと手羽先のから揚げをいただく」のときに抜栓してから常温保存でひと月と1週間ほど。

磯子の山本屋商店で購入した「千代田蔵 特別純米生原酒 山廃仕込 北錦」のラベル

「千代田蔵 特別純米生原酒 山廃仕込 北錦」の基本的な情報をまとめておくと(裏ラベルなど参照)、醸造元:太田酒造株式会社 千代田蔵/醸造元所在地:兵庫県神戸市東灘区深江南町/原材料名:米(国産)・米麹(国産米)/使用米:北錦100%/精米歩合60%/アルコール分:16%/製造年月:2年1月。

この千代田蔵は、「兵庫の地酒、千代田蔵 特別純米生原酒 山廃仕込 北錦の熱燗でえびのスパイスカレーやにんじんのサブジをいただく」のときに抜栓してから常温保存でひと月と2週間ほど。一升瓶の首に「お燗で旨い生原酒 千代田蔵」という下げ札がついている燗推奨の生原酒。

弘明寺商店街の作清で購入しためじな

弘明寺商店街の作清で購入しためじな。『海の幸―さかなBEST95・たこ貝BEST35・かにえびBEST20』では以下のように紹介されている。

「メジナはイシダイと共に外洋に面した磯での釣り魚の代表である。(中略)特に紀伊半島、四国、瀬戸内でグレと呼び、喜ぶ。一年中釣れるが、冬がうまい。夏場は餌の関係で臭く、嫌われた。しかし、釣り人が寄せ餌を一年中やるので、夏もエビを食うようになり、臭みが消えたという」

では例によって包丁の練習開始。

めじなの刺身

三枚におろして、皮を引いて刺身に。臭みはぜんぜんなかった。最近、ほうぼうやあかはたで、寝かせておくと旨みが出ることがわかったので、めじなでも試してみた。

1日寝かせておいためじなの刺身

1日寝かせておいて、翌日の晩に食べた刺身。やはりこちらの方が旨みが出ていると思った。

刺身はやさしい旨みの宗玄のぬる燗で。

めじなのから揚げ 夏野菜の黒酢あんかけ

めじなのから揚げ 夏野菜の黒酢あんかけ。何日か前のいさきのから揚げにかけたラタトゥイユ風トマトソース(「静岡の地酒、開運 無濾過純米 生酒の常温と岐阜の地酒、竹雀 槽搾り 純米無濾過生原酒の熱燗であかはたの刺身といさきのから揚げ トマトソースをいただく」)と同じような材料を黒酢あんかけにしたらとても美味しかった。

から揚げの方は、温度を上げると濃醇な旨みが出る千代田蔵の熱燗で。

めじなのあらの味噌汁

めじなのあらは下処理して〆の味噌汁に。めじなもいいダシが出る。

《引用文献》
● 『海の幸―さかなBEST95・たこ貝BEST35・かにえびBEST20』山口昭彦・解説(山と渓谷社、1987年)





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