兵庫の地酒、千代田蔵 特別純米生原酒 山廃仕込 北錦の熱燗でザワークラウトキムチ、ザワークラウトと手羽元のオイル蒸し、製パン用バジルミックス入りのゆず酵母のカンパーニュをいただく

基本的な情報をまとめておくと（裏ラベルなど参照）、醸造元：太田酒造株式会社 千代田蔵／醸造元所在地：兵庫県神戸市東灘区深江南町／原材料名：米（国産）・米麹（国産米）／使用米：北錦100％／精米歩合60％／アルコール分：16％／製造年月：2年1月。

この千代田蔵の一升瓶の首には「お燗で旨い生原酒　千代田蔵」という下げ札がついている。

この千代田蔵は、「兵庫の地酒、千代田蔵 特別純米生原酒 山廃仕込 北錦の熱燗でえびのスパイスカレーやにんじんのサブジをいただく」のときに抜栓してから常温保存でほぼ10か月というところ。

この日の料理はまず、ザワークラウトキムチ。井澤由美子『痩せる! きれいになる! 病気にならない! 乳酸キャベツ健康レシピ』に「ザワークラウトキムチ」として紹介されている料理にならったもの。材料は、キムチ、豚ばら肉、ザワークラウト、鶏がらスープの素、ごま油、卵、水など。自家製ザワークラウトと自家製キムチを常備しているわが家にはうってつけのメニュー。

ザワークラウトと鶏手羽元のオイル蒸し。同じく『痩せる! きれいになる! 病気にならない! 乳酸キャベツ健康レシピ』に「乳酸キャベツと骨付き鶏のオイル蒸し」として紹介されている料理にならったもの。材料は、ザワークラウト、鶏手羽元、オリーブオイル、粗塩、こしょうなど。このとき常備していたザワークラウトには、ジュニパーベリーやキャラウェイなどが入れてあったので、その風味も出ている。

この日に焼いた自家製ゆず酵母のカンパーニュ。「じっくり発酵させた自家製塩ゆずにつづいて、今度はゆずから酵母を起こし、中種法でその塩ゆずを練り込んだカンパーニュを焼いてみる」のときにつくった中種に継ぎ足しし、それを使った生地で焼いた。

この生地には、富澤商店で見つけた製パン用 バジルミックスが練り込んである。バジルの他、ブラックペッパー、ガーリック、パセリ、チキンコンソメパウダー、赤唐辛子、セロリーシードなどが原料になっている。

バジルが香るゆず酵母のカンパーニュ。

醸造元が燗を推奨する千代田蔵 生原酒の熱燗で。以前の記事で、この千代田蔵について、「えびのスパイスカレー、イタリアの漁師料理ズッパディペッシェ、めじなのから揚げ黒酢あんかけなど、これまで合わせた料理を振り返ってみると、ヨーグルトやトマト、酢などを使った料理のときに飲みたくなることがわかる」と書いたことがあるが、今回はザワークラウトがそれにあたる。けっこう濃醇なのにすっきり飲める酒。