滋賀の地酒、不老泉 山廃仕込 特別純米原酒 参年熟成 H28BYの熱燗で牛肉とマンゴーの炒めもの(中華)をいただく

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「不老泉 山廃仕込 特別純米原酒 参年熟成 H28BY」は、東急線・新丸子が最寄り駅になる田原屋酒店で購入。

東急・新丸子駅から近い田原屋酒店で購入した「不老泉 山廃仕込 特別純米原酒 参年熟成 H28BY」のラベル「不老泉 山廃仕込 特別純米原酒 参年熟成 H28BY」の裏ラベル

基本的な情報をまとめておくと(裏ラベルや醸造元ホームページの商品説明を参照)、醸造元:上原酒造株式会社/醸造元所在地:滋賀県高島市新旭町/原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)/原料米:滋賀県産山田錦6%(酒母)・滋賀県産たかね錦94%(もろみ)/精米歩合:60%/使用酵母:蔵付酵母/アルコール分:17度/日本酒度:+2/酸度:2.0/アミノ酸度:1.7/酒造年度:28BY/杜氏:横坂安男/製造年月:2年5月。

以前飲んでいた備前雄町の純米吟醸(「愛知の地酒、長珍 純米吟醸生詰 ひやおろし原酒と滋賀の地酒、不老泉 備前雄町 山廃純米吟醸 無濾過生原酒の熱燗で太刀魚のムニエルや牛肉のカルパッチョ風ごまクリームソースをいただく」)以来、久しぶりの不老泉。この三年熟成は、古川修『世界一旨い日本酒 熟成と燗で飲る本物の酒 (知恵の森文庫)』で「食中酒として美味しい日本酒」の1本として取り上げられていた。

「滋賀の酒は綺麗で繊細なものが多いが、こちらは旨み満載の骨太の酒。酵母を添加せず、蔵のなかに漂っている天然酵母の力を借りた山廃仕込みは、まさに自然の微生物のみなぎる生気に満ちている。酸のキレもあり、燗で旨みのバランスが絶妙にとれる」

牛肉とマンゴーの炒めもの

この日の料理は、牛肉とマンゴーの炒めもの。『別冊家庭画報 やさしい中国料理』(1985年刊のかなり古い本)に「牛肉とパパイヤの炒めもの」として紹介されていた料理にならったもの。レシピ通りパパイヤでつくるつもりだったが、スーパーに見当たらず、「マンゴーでもけっこう」とあったので、マンゴーを使うことに。材料は、牛赤身薄切り肉、ピーマン、赤ピーマン、にんじん、ねぎ、マンゴー、薄口しょうゆ、酒、ケチャップ、砂糖、しょうゆ、酒、塩、スープ、片栗粉など。味はマンゴー次第なところもあるが、いい感じに熟していておいしくできた。

不老泉の参年熟成の熱燗で牛肉とマンゴーの炒めものをいただく

不老泉の参年熟成、通称「赤ラベル」の熱燗で。不老泉はどれもかなり個性的で、しかもおいしい。先述の純米吟醸 備前雄町は、杉田衛保『究極の日本酒 マリアージュで楽しむ純米無濾過生原酒16本』でミルクコーヒーにもたとえられていた。参年熟成の熱燗は、温度の変化によってブランデーのような風味を感じたりもして、やはり個性的でとてもおいしかった。

《参照/引用文献》
● 『世界一旨い日本酒 熟成と燗で飲る本物の酒 (知恵の森文庫)』古川修(光文社、2014年)
● 『究極の日本酒 マリアージュで楽しむ純米無濾過生原酒16本』杉田衛保(花伝社、2016年)





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