愛知の地酒、長珍 純米吟醸生詰 ひやおろし原酒と滋賀の地酒、不老泉 備前雄町 山廃純米吟醸 無濾過生原酒の熱燗で太刀魚のムニエルや牛肉のカルパッチョ風ごまクリームソースをいただく

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(※メモの状態のまま埋もれていた下書きをまとめた記事なので、季節感などがかなりずれている場合があります。なかには最低限の備忘録に過ぎない記事もありますが、振り返ってみると、1年半ほどの間にワインから日本酒に魅了されていく過程が見えてきて個人的に後々参考になりそうだったので、整理することにしました)

「長珍 純米吟醸生詰 ひやおろし原酒 H29BY」は、芹が谷にある秋元商店で、「不老泉 備前雄町 山廃純米吟醸 無濾過生原酒 H28BY」は、東急線・新丸子が最寄り駅になる田原屋酒店で購入。

芹が谷の秋元商店で購入した「長珍 純米吟醸生詰 ひやおろし原酒」のラベル

「長珍 純米吟醸生詰 ひやおろし原酒 H29BY」の基本的な情報をまとめておくと(ラベルなど参照)、醸造元:長珍酒造株式会社/醸造元所在地:愛知県津島市本町/原材料名:米・米麹/原料米:兵庫県産山田錦/精米歩合:麹米50%・掛米55%/酒度:+9/酸度:1.8/アルコール分:18度/製造年月:30.09/TNo.22。

この「長珍」は、「愛知の地酒、長珍 純米吟醸 生詰 ひやおろし原酒の常温と燗でヒラマサとアジの刺身、アジフライをいただく」のときに開栓してから常温保存で1か月と1週間ほど。

東急・新丸子駅から近い田原屋酒店で購入した「不老泉 備前雄町 山廃純米吟醸 無濾過生原酒」のラベル「不老泉 備前雄町 山廃純米吟醸 無濾過生原酒」の裏ラベル

「不老泉 備前雄町 山廃純米吟醸 無濾過生原酒 H28BY」の基本的な情報は(裏ラベルや醸造元である上原酒造のサイトの商品説明を参照)、醸造元:上原酒造株式会社/醸造元所在地:滋賀県高島市新旭町/原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)/原料米:滋賀県産山田錦6%(酒母)・岡山県産雄町94%(もろみ)/精米歩合:55%/酒母:山廃/使用酵母:蔵付天然酵母/日本酒度:+3/酸度:2.0/アミノ酸度:1.8/杜氏:横坂安男。

醸造元のコメント(サイトの商品説明より):「甘くふくよかで円みのある旨味。深いコクと長い余韻、そして山廃仕込の濃醇で幅のある複雑な味わいが感じられるお酒。
 口に含むと甘味と旨味が広がり、余韻を強く残しながらすっと切れていくのが特長のお酒」

▼「不老泉」は初登場なので醸造元を確認。上原酒造は文久2年(1862)創業。仕込み水は比良山系の伏流水(軟水)。

▼ 酒をめぐる旅#1 「不老泉」上原酒造――――横坂安男杜氏の言葉や「木槽天秤しぼり」の作業が興味深い。

筆者の参考書のひとつである杉田衛保『究極の日本酒 マリアージュで楽しむ純米無濾過生原酒16本』では、「不老泉」の味がミルクキャラメルやミルクコーヒーにたとえらえていて、一体どんな味なのだろうと思っていたが、実際に飲んでみてなるほどと納得。しかもこれが美味しい。

参考:「不老泉 上原酒造杜氏・横坂安男さんインタビュー|日本酒コンシェルジュ通信

太刀魚のムニエル レモンバターソース

この日の料理は、まず太刀魚のムニエル レモンバターソース。材料は、太刀魚、小麦粉、バター、レモン、白ワイン、かぼちゃ、塩、こしょうなど。「長珍」の熱燗で。

牛肉のカルパッチョ風ごまクリームソース

こちらは、牛肉のカルパッチョ風ごまクリームソース。『女将さんの居酒屋料理―この酒に、この肴 (暮しの設計 (234号))』に、「牛肉のカルパッチョ風ごまクリームソース」として紹介されていた料理にならったもの。材料は、牛もも肉、塩、白ごま、ポン酢醤油、みりん、にんにく、生クリーム、サラダ菜、我が家で育てているチャイブなど。「不老泉」の熱燗で。このソースはとても美味しいし、「不老泉」の旨みやコクとも合う。