宮城の地酒、綿屋 純米 山田錦65 中取り 生原酒と広島の地酒、小笹屋竹鶴 無濾過 宿根雄町 純米原酒の熱燗で太刀魚のフリットや黒ソイのアクアパッツァをいただく

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(※メモの状態のまま埋もれていた下書きをまとめた記事なので、季節感などがかなりずれている場合があります。なかには最低限の備忘録に過ぎない記事もありますが、振り返ってみると、1年半ほどの間にワインから日本酒に魅了されていく過程が見えてきて個人的に後々参考になりそうだったので、整理することにしました)

「綿屋 純米 山田錦65 中取り 生原酒 H28BY」は、芹が谷にある秋元商店主催の「蔵元を囲む会」(2018/10/07)の最後に行なわれた抽選でいただいてきたもの。「小笹屋竹鶴 無濾過 宿根雄町 純米原酒 H29BY」は、県内の某酒店で購入。

蔵元を囲む会の抽選でいただいてきた「綿屋 純米 山田錦65 中取り 生原酒」のラベル「綿屋 純米 山田錦65 中取り 生原酒」の裏ラベル

「綿屋 純米 山田錦65 中取り 生原酒 H28BY」の基本的な情報をまとめておくと(裏ラベルなど参照)、醸造元:金の井酒造株式会社/醸造元所在地:宮城県栗原市一迫字川口町浦/原材料名:米(国産)・米麹(国産米)/原料米:徳島県産阿波山田錦100%/精米歩合:65%/使用酵母:協会701号/アルコール分:17度/日本酒度:+4.5/酸度/1.9/杜氏氏名:南部杜氏 鎌田修司。

仕込み水について(金の井酒造HPの酒造りのこだわりを参照):蔵からほど近い深山から昏々と湧く宝の泉“小僧山水”。「小僧山水は中軟水で、軟水に比べると水の力が強く、発酵を旺盛に進める」

この山田錦は、「蔵元を囲む会」で開栓してから常温保存でだいたい1か月。

県内某酒店で購入した「小笹屋竹鶴 無濾過 宿根雄町 純米原酒」のラベル

「小笹屋竹鶴 無濾過 宿根雄町 純米原酒」の基本的な情報は(裏ラベルなど参照)、醸造元:竹鶴酒造株式会社/醸造元所在地:広島県竹原市本町/原材料名:米・米こうじ/原料米:広島県竹原市下野町宿根産雄町(契約栽培)100%/栽培者名:奥元忍/使用酵母:協会701号/アルコール分:20度/醸造年度:2017(平成29)酒造年度/杜氏:石川達也(広島)。

この「竹鶴」は、「広島の地酒、小笹屋竹鶴 無濾過 宿根雄町 純米原酒の燗でヤリイカのトマト煮 スペイン風をいただく」のときに開栓してから常温保存で10日ほど。

「綿屋」は初登場なので、醸造元を確認。金の井酒造は、1915年(大正4年)綿屋酒造店として創業。仕込み水は上に引用した。

この日の食材は、弘明寺商店街の作清で購入した太刀魚と黒ソイ。

太刀魚のフリットをタルタルソースで

まず太刀魚のフリット。「太刀魚のフリット|おすすめレシピ|イズミ・ゆめタウンWEB」を参考にした。材料は、太刀魚、強力粉、オリーブオイル、レモン、塩・こしょう、玉子、マヨネーズ、玉ねぎ、ピクルス、パセリなど。こちらは「綿屋」の熱燗で。この山田錦は、最初のインパクトはそれほどでもないが、滑らかに馴染んで自然と食がすすむ。

黒ソイのアクアパッツァ

こちらは黒ソイのアクアパッツァ。材料は、黒ソイ、あさり、黒オリーブ、ミニトマト、ケイパー、アンチョビ、にんにく、パセリ、オリーブオイル、白ワイン、水、塩、こしょうなど。前にも書いたが、小笹屋竹鶴は、イタリアやスペインの料理によく合う。アクアパッツァはよくつくるが、冷えた白ワインではなく日本酒、熱燗から温度による味の変化を楽しみながらいただくのが普通になった。