にんじんの葉でつくるふりかけが好きなので、葉つきのにんじんを見かけると買うようにしている。
そのにんじんの葉でつくった2種類のふりかけ。無着色の小えび(左)とかちり(右)との組み合わせ。味つけはそのときの気分で塩、砂糖、薄口しょうゆ、ごま油、いりごまなどで。左が減っているのはすでにつまんでいたから。
かなり長い紫にんじんの一部は、いつもの発酵赤系大根のように(「紅しぐれ、紅くるりにつづいて紅芯大根を自家製ザワークラウトと同じような方法で発酵させ、そのまま食べたり、ヨーグルトソースの材料として使ってみる」)、発酵させてみることにする。
紫にんじんをスライサーで細切りにし、2%の塩を混ぜて、隙間ができないように保存容器に詰め、ひと回り小さな瓶を重しにする。にんじんから水分が出て、にんじんを覆うところまで上がってくる。そこに、保存してある発酵赤系大根の漬け汁を、スターターとして少しだけ加える。この紫にんじんは中心部分は黄色なので、細切りにして詰めると写真のようなコントラストになる。
仕込んで6日目に食べてみることにする。左から、発酵紫にんじん、最近常備するようになった発酵ピクルス、そして以前から常備しているザワークラウト。紫にんじんはおだやかな酸味で、思ったよりも土の香りが強く、筆者は問題ないが、苦手な人もいるかもしれない。
● amazon.co.jpへ