イタリアワイン、カステッリ・ディ・セヴェリーノ プーリア・ビアンコでタコのマリネやタラのトマト煮をいただく

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「カステッリ・ディ・セヴェリーノ プーリア・ビアンコ 2014」は、弘明寺商店街のほまれや酒舗でオススメのPOPに釣られて購入。

弘明寺商店街のほまれや酒舗で購入したカステッリ・ディ・セヴェリーノ プーリア・ビアンコのラベルカステッリ・ディ・セヴェリーノ・プーリア・ビアンコの裏ラベル

基本的なデータをまとめておくと、生産者:カンティネ・ティアヌム、生産地:イタリア、プーリア州、サン・パオロ・ディ・チヴィターテ、品種:トレッビアーノ80%、ファランギーナ20%。

ワイナリー、カンティネ・テアヌムは、プーリア地方のサン・パオロ・ディ・チヴィターテを拠点としている。この街の起源はローマ帝国にまでさかのぼる。当時の街の名前は、ティアヌム・アプルムで、そこにはぶどうとオリーヴの栽培に従事する住人たちがいた。

その古代都市の名前をとって名づけられたこのワイナリーのぶどう畑では、プリミティーヴォ、アリアニコ、ボンビーノ、ファランギーナ、シラー、ネーロ・ディ・トロイア、ネグロアマーロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、モンテプルチアーノ、サンジョヴェーゼ、トレッビアーノ、マルヴァジアといった様々な品種が栽培されている。ティアヌムにはふたつのワイナリーがあり、一方は最高のクオリティを持つワインを生産することに特化しているという。

↓ カンティネ・ティアナムのプロモーション素材。


赤と黄色のプチトマトを使ったパンツァネッラ

この爽やかな酸味の白ワインでいただくのは、まずパンツァネッラ。最近はまっているトスカーナのサラダだ。固くなってしまったパンを活用する。その処理はいろいろだが、筆者はパンを水に浸すのは好まない。まずバケットをスライスして、オリーブオイルをかけてオーブントースターで焼き、にんにくをすり込む。それを切って使っている。今回の材料は、固くなったバケット、赤と黄色のプチトマト、セロリ、きゅうり、アーリーレッド、白ワインビネガー、オリーブオイル、塩、コショウ、オレガノ(乾燥)など。

我が家で栽培しているイタリアンパセリとディルを使ったタコのマリネ

お次はタコのマリネ。田崎真也『安くて旨い! ワイン&簡単おつまみ (PHPビジュアル実用BOOKS)』で「タコのマリネ 香草風味」として紹介されていたもの。材料は、ゆでたこ、アーリーレッド、レモン汁、白ワインビネガー、オリーブオイル、塩コショウ、ハーブ類など。イタリアンパセリとディルは我が家で育てているものを使った。

野菜のうま味もでたタラのトマト煮

最後のタラのトマト煮は、谷本英雄『イタリアの味 (暮しの設計 NO. 217)』で、「フェラーラ風たらのトマト煮」として紹介されていたもの。レシピでは真だらを一尾丸ごと使っていたが、こちらは切り身。材料は、真だら、玉ねぎ、にんじん、セロリ、オリーブオイル、バター、ローリエ、白ワイン、魚のブイヨン、トマトの水煮、生クリーム、ナツメグ、イタリアンパセリ。魚のブイヨンは、近所の鮮魚店、作清でヒラメのあらを買ってきて作り、小分けにして冷凍してあるものを使った。野菜のうま味と魚のだしがきいているので、一尾丸ごとでなく切り身でも美味しかった。