「ブエノス・ディアス シャルドネ ソーヴィニヨン・ブラン 2016」は、弘明寺商店街のほまれや酒舗で購入。
基本的な情報をまとめておくと(三国ワインの商品紹介ページ参照)、生産者:グルーポ・ベレン、生産地:チリ、セントラル・ヴァレー(南緯30度―40度付近)、品種:シャルドネ50%、ソーヴィニヨン・ブラン50%、味わい:辛口、熟成:ステンレスタンクで2ヶ月、合う料理/チーズ:白身の肉、魚介類のパスタ、お寿司、帆立や海老のソテー、白かび、セミハードチーズ。
スペインを代表する家族経営のワイナリー、クネ(CVNEの公式サイト)が、チリワインから厳選したのが、このブエノス・ディアス(良い一日を!)というブランド。製造元のグルーポ・ベレン(Grupo Belenの公式サイト)は、チリだけでなくアルゼンチンも含む複数のワイナリーを抱え、オリーブオイルも生産しているグループ会社。
裏ラベルには、醸造家(ワインメイキング・ディレクター)のホルヘ・マルチネス(Jorge Martinez)の顔写真もある。彼はチリのタルカ生まれ。ワインの産地マウレ・ヴァレーでワイン造りの伝統に触れて成長した。1990年にタルカ大学で農業学を学ぶ決心をし、ワイン醸造を専攻する。1995年からワイン産業に身を置き、チリ、アメリカ、フランス、スペインなど各国のワイナリーで経験を積む。1999年にグルーポ・ベレンに入社し、Empresas LourdesやVina Morandeの醸造家として活躍している。
前日は弘明寺商店街の鮮魚店、作清で、明石のタコやタラの切り身を購入し、マリネやトマト煮を作った。本日も別の買い物のついでに作清に寄ったら、小ぶりだが美味そうなコウイカがあったので購入し、前日のマリネも残っていたので、冷蔵庫に入っていたこの白ワインを飲むことに。
まず前日の残りのマリネ。田崎真也『安くて旨い! ワイン&簡単おつまみ (PHPビジュアル実用BOOKS)』で「タコのマリネ 香草風味」として紹介されていたもの。材料は、ゆでたこ、アーリーレッド、レモン汁、白ワインビネガー、オリーブオイル、塩コショウ、ハーブ類など。イタリアンパセリとディルは我が家で育てているものを使った。
そしてコウイカの墨煮。海鋒勇『家庭の味わい イタリア料理 (暮しの設計 163)』で、「いかの墨煮 ヴェネツィア風」として紹介されていたもの。ただし、二杯のコウイカがあまりに小ぶりだったためか、さばいてみたら墨袋がすごく小さかったのと、それでも墨袋のひとつを翌日のパスタに使おうと思ったため、真っ黒にはならなかった。材料は、コウイカ、魚のブイヨン、オリーブオイル、玉ねぎ、にんにく、白ワイン、トマトソース、塩、こしょうなど。魚のブイヨンは、前にヒラメのあらで作って、小分けにして冷凍してあったものを使った。真っ黒にはならなかったが、魚のブイヨンがきいていて、コウイカもやわらかく、美味しくいただけた。