フレッシュのジャーマンカモミールとレモンバームをブレンドしたハーブティーを味わう

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もう何度も書いているように、特にフレッシュのハーブティーが飲みたくて、種から育てていたのが、ジャーマンカモミールとレモンバームだ。どちらもなかなかうまく育ち、それぞれシングルのティーはすでに味わった。今度はそれらをブレンドしたティーを味わうことに。

このふたつは、筆者にとってベイシックな組み合わせといえる。

収穫したジャーマンカモミールの花とレモンバームの葉

メディカルハーブ事典』には、この2種のハーブについて、「カモミールは昔から消化器系を調整し、気分を安定させる貴重なハーブとして用いられてきた。1970年代には、胃腸粘膜(内層)を整え、保護する効果があることが研究者から相次いで示された」「レモンバームはあらゆる年齢で利用できる消化剤でもある。消化管の筋肉をゆるやかに弛緩させる効果を持つためだ。ヨーロッパ諸国やドイツの保健機関は、軽い消化管のけいれんや、膨満感とガスの軽減に用いることを認めている」と書かれている。

フレッシュのジャーマンカモミールとレモンバームをブレンドしたハーブティー

さらに、佐々木薫『ハーブティー事典-108種の効能から味・香り、利用法まで解説!』には、ジャーマンカモミールとレモンバームに、もうひとつ別のハーブを加えたブレンドがいろいろ紹介されている。

← こちらが収穫したジャーマンカモミールの花とレモンバームの葉に熱湯を注いで、だいたい5分蒸らして入れたハーブティー。この組み合わせは、ドライで何度も飲んでいて、味も気に入っているが、やはりフレッシュだと、もう湯を注いだ瞬間から香りが違い、味もほのかな甘さやさわやかさがたまらなく美味しい。これはなかなかの贅沢である。

《参照/引用文献》
● 『メディカルハーブ事典』日本語版監修・日本メディカルハーブ協会(日経ナショナル ジオグラフィック社、2014年)
● 『はじめてのハーブ-育てる・食べる・役立てる (池田書店の園芸シリーズ)』佐々木薫監修(池田書店、2007年)





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