毎年、6月に入った頃からバッタが庭に姿を見せるようになる。わが家で育てているハーブのなかでバッタの被害をいちばん受けるのは、たぶんミント系だと思う。地植えのミント ベリーズ&クリームが育っていることは、「地植えのミント ベリーズ&クリームが今年も大きくなってきたので、同じく元気なレモンバームとブレンドしたフレッシュのハーブティーを味わう」でお伝えしたが、いまのうちに収穫して、乾燥させることにした。
軽く洗い葉をとるとこの程度の量に。挿し木用に5本ほど茎を残し、水にさしておいた。それをベランダで育てれば、バッタもベランダには来ないので、夏場にフレッシュの葉を料理やハーブティーに使える。そちらの結果はまたあらためて。
さっそく、先日乾燥させたレモンバーム(「伸び放題になっていたレモンバームを収穫し、乾燥させて保存し、ヨーグルトやアイスクリーム、モッツァレラチーズにちらしたり、ハーブソルトにしてフリットにそえる」)とブレンドしたハーブティーを味わう。熱湯を注いで6、7分蒸らしていれたハーブティー。ミント系とレモンバームの組み合わせは、香りよく、すっきりとしてさわやか。
ちなみに、佐々木薫『ハーブティー事典-108種の効能から味・香り、利用法まで解説!』には、ペパーミントとレモンバームのブレンドが紹介されていて、以下のように説明されている。
「神経症による胃腸の症状に
痙攣を抑えて、おなかにたまったガスを排出する作用のあるペパーミント。これに、心をしずめる作用のあるレモンバームをブレンド。ペパーミントの味と刺激がやわらぎ、さわやかな風味のティーになります」
《参照/引用文献》
● 『ハーブティー事典-108種の効能から味・香り、利用法まで解説!』佐々木薫(池田書店、2007年)
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