(※メモの状態のまま埋もれていた下書きをまとめた記事なので、季節感などがかなりずれている場合があります。なかには最低限の備忘録に過ぎない記事もありますが、振り返ってみると、1年半ほどの間にワインから日本酒に魅了されていく過程が見えてきて個人的に後々参考になりそうだったので、整理することにしました)
「播州一献 純米吟醸 SPRING WIND 生」は、弘明寺商店街のほまれや酒舗で購入。
基本的な情報をまとめておくと(裏ラベルなど参照)、醸造元:山陽盃酒造株式会社/醸造元所在地:兵庫県宍粟市山崎町/原材料:米(国産)・米麹(国産米)/原料米:播州吉川産山田錦100%/精米歩合:55%/アルコール分:15度/醸造責任者:壺阪雄一/製造年月:2018.2。
醸造元のコメント:「春にお勧めのお酒「SPRING WIND(スプリング ウインド)」。柔らかな甘みを感じていただけるように四段仕込みを採用し、重みを感じないように醪原酒で15度に抑えています。山菜料理や鰆の塩焼きなど、爽やかな春の食材とマッチできるよう、酒質設計しています。春風と共にお楽しみください」
山陽盃酒造は、天保8年(1837)創業。仕込み水には、「創業当初よりこんこんと沸き出でる地元天然水を使用」。
この頃は、「奈良の地酒、花巴 山廃本醸造 無濾過生原酒で麻婆豆腐や鶏のカレー揚げをいただく――あるいは日本酒の熟成と燗への第二段階」で書いたように、熟成と燗という新たな味わい方を見出す一方で、季節限定の酒も味わっていた。
本日の料理はまず、菜の花のからし和え。西健一郎『季節のおかず 暮しの設計216号』に「菜の花のからし和え」として紹介されている料理にならったもの。材料は、菜の花、だし、からし、淡口醤油など。
こちらは、いわしのオリーブオイル焼き。海鋒勇『家庭の味わい イタリア料理 (暮しの設計 163)』に、「いわしのオイル焼き」として紹介されていた料理。材料は、いわし、全卵、パルメザン粉チーズ、パセリ、にんにく、オレガノ、小麦粉、オリーブオイル、塩、こしょう、じゃがいも、レモンなど。レモンをたっぷり絞って食べると、あっさり味に。
こちらは、そら豆のうま煮。西健一郎『季節のおかず 暮しの設計216号』に「空豆のうま煮」として紹介されている料理にならったもの。材料は、そら豆、だし、砂糖、塩、淡口醤油、重曹など。だしに少し砂糖が入っているので、この酒の甘みとよくあう。
こちらは、あゆを塩焼き。ちょっと不恰好になってしまったが、皮は香ばしく、身はほくほく。