(※メモの状態のまま埋もれていた下書きをまとめた記事なので、季節感などがかなりずれている場合があります。なかには最低限の備忘録に過ぎない記事もありますが、振り返ってみると、1年半ほどの間にワインから日本酒に魅了されていく過程が見えてきて個人的に後々参考になりそうだったので、整理することにしました)
「麓井 生酛純米本辛 圓(まどか)」は、弘明寺商店街のほまれや酒舗で購入。
基本的な情報をまとめておくと(ラベルなど参照)、醸造元:麓井酒造株式会社/醸造元所在地:山形県酒田市麓/原材料名:米(国産)・米麹(国産米)/原料米:山形県産美山錦100%/精米歩合:55%/アルコール分:16度/日本酒度:+7~+10/酸度:1.4~1.5/アミノ酸度:1.4/杜氏:高橋幸夫。
醸造元のコメント(ラベルより):「生酛造りの技術と弊社独自のもろみ醗酵管理技術開発が相まってはじめて商品化された本辛口の純米酒です。
ソフトなこく味と切れのよい軽快な味が特徴です。ドライな味の中に秘められたお米のいのちをお味わい下さい」
召し上がり方(ラベルより):「ぬるめの燗か、冷やでお召し上がり下さい。日本料理の食中酒としておすゝめします」
麓井酒造は、筆者にとって思い出深い名峰、鳥海山の麓にある。創業は明治27年(1894)。仕込み水は鳥海山の伏流水。
本日の料理はまず、かますの塩焼き。こういう焼き魚とこの酒のぬる燗はよく合う。
こちらは、スーパーや鮮魚店でもあまり見かけないいぼだい(えぼだい)の中華風揚げ煮。『海の幸―さかなBEST95・たこ貝BEST35・かにえびBEST20』に「いぼだいの揚げ煮(中国料理風)」として紹介されている料理にならったもの。材料は、いぼだい、しょうゆ、酒(「澤屋まつもと厨酒」)、みりん、ごま油、長ねぎ、しょうが、八角など。
はじめてつくった料理だが、予想以上に旨かった。ただし、酒はもっと濃醇なものが合いそうだ。