■ たまたま2019年5月1日からの契約になったことにちなんで「令和農園」と呼ぶことにした貸し農園での体験のご報告 ■
「令和農園日記2019:オレガノとレモンバームにつづいて、セージ、スイスチャードの苗を植え、ファジョリーニ・ミスティの種をまく」の記事で、苗を植えたことをお知らせしたスイスチャード。小平種苗商店にイタリア野菜の種を探しに行ったときに、店先に苗が並んでいるのを目にして、ついでに買ったものなので、スイスチャードには失礼だが、なんとなくおまけのように見ていた。ところが、植えた苗がぐんぐん育ち、最初に収穫する野菜になった。
こちらが苗を植えたときのスイスチャード。
苗を植えてから2週間後のスイスチャード。もうそろそろ外の葉から順次収穫してよさそうだったが、上大岡の京急百貨店地下の食品フロアで買った葉はもう少し大きかった気がするので、しばらく待つことに。
その後、ビワの収穫やらジャム作りやらで、そのままにしておいたら、苗を植えてから4週間がたってしまい、このような爆発状態になっていた。そこで大きな葉から収穫していった。
最初の収穫でつくったスイスチャードのおひたし。食感など、ホウレンソウに近い。
スイスチャードは、最近参考にするようになった藤目幸擴『はじめてのイタリア野菜 60種の育て方と食べ方』で紹介されている。そのなかでも筆者が興味を覚えたのが、栄養・機能性についての以下のような記述。
「ミネラル(とくにカリウム)とβ-カロテン、葉酸とビタミンCとカリウムを豊富に含み、高血圧予防、がん予防、動脈硬化予防、貧血予防と老化予防効果などが期待される」
また本文中に「β-カロテンを豊富に含み、油との相性がよいので、ゆでるより油炒めにしたほうが吸収は促進される」とあったので、とりあえず飽きるまでは炒めて食べることに。
スイスチャードとブロッコリとベーコンの炒めもの。
スイスチャードをにんにくとアイチョビを入れたオリーブオイルで炒め、さごしのソテーの付け合せに。
スイスチャードとエリンギとベーコンの炒めもの。クセがなく、半端に余ってしまったものといろいろ組み合わせられるからありがたい。
《引用文献》
● 『はじめてのイタリア野菜 60種の育て方と食べ方』藤目幸擴(農文協、2015年)
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