オレガノ シュープリームを使ってかぼちゃの煮込みをつくる

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以前にも書いたが、オレガノは、ごく一般的なグリークオレガノとオレガノ シュープリームを育てている。庭のほうで育てているグリークオレガノは、バッタなどにやられてだいぶ傷んでしまった。それでも丈夫なハーブなので、株そのものは成長している。ただ、今のところはなかなか料理には使いづらい。

葉をわさわさと茂らせたオレガノ シュープリームオレガノ シュープリームを使ったかぼちゃの煮込み

一方、購入したときのことを記事にもしたオレガノ シュープリームは、鉢をベランダに置いたこともあり、虫にやられることもなくわさわさと葉を茂らせている。

このオレガノが引き立ちそうな料理はないかと、イタリア料理の本を引っ張り出し、谷本英雄『イタリアの味 (暮しの設計 NO. 217)』のなかに「かぼちゃの煮込み オレガノ風味」のレシピを見つけた。

材料やつくり方など詳しいことは本を参照していただければと思うが、まず適当な大きさに切ったかぼちゃをトマトソースとあわせて蒸し煮し、潰したトマトとオレガノを加え、かぼちゃがやわらかくなったら塩コショウで味をととのえる。

ちなみに、オレガノについては以下のように説明されている。「オレガノは、味がぼやけてしまいがちなかぼちゃとトマトに、アクセントをつけるためのものです。オレガノの代わりに、好みでミントやローリエを入れてもよいでしょう」

初めて使ったオレガノ シュープリームはしっかり香りが出ていた。味がしまって、たいへん美味しい。ソースもいけるので、2度目につくったときにはトマトソースを多めにし、バケットなどにつけて食べた。あとで加えるトマトはざっくり刻み、崩れる手前で仕上げ、ほくほくのかぼちゃと食べるのが筆者の好み。

グリークオレガノが元気になったらそちらでも試してみたい。

《参照/引用文献》
●『イタリアの味 (暮しの設計 NO. 217)』谷本英雄(中央公論社、1994年)





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