愛知の地酒、長珍 純米八反錦 ささにごり 生の燗でいわしのパン粉焼き シチリア風をいただく

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(※メモの状態のまま埋もれていた下書きをまとめた記事なので、季節感などがかなりずれている場合があります。なかには最低限の備忘録に過ぎない記事もありますが、振り返ってみると、1年半ほどの間にワインから日本酒に魅了されていく過程が見えてきて個人的に後々参考になりそうだったので、整理することにしました)

「長珍 純米八反錦 ささにごり 生 H30BY」は、芹が谷にある秋元商店で購入。

芹が谷の秋元商店で購入した「長珍 純米八反錦 ささにごり 生 H30BY」のラベル「長珍 純米八反錦 ささにごり 生 H30BY」のラベル側面

基本的な情報をまとめておくと(ラベルなど参照)、醸造元:長珍酒造株式会社/醸造元所在地:愛知県津島市本町/原材料名:米・米麹/原料米:麹米・掛米 広島県産八反錦/精米歩合:麹米・掛米 60%/アルコール分:18度/酒度:+9.0/酸度:2.1/製造年月:31.1/仕込第3号。

醸造元のコメント:「このお酒は搾ったそのままの味をお伝えするため濾過・割水・火入れなど全く手を加えないで一本ずつタンクより直汲みにて蔵出しをしております。本生のため酵母や酵素が生きたままですので必ず氷温以下で管理していただき、早めにお召し上がり下さい」

この長珍はこの日に開栓。「ささにごり」という言葉を調べてみると「水がわずかに濁る」という意味があり、確かにこの酒もわずかににごりがある。フレッシュな酸と甘み。前に飲んだ「長珍 純米 八反錦60 無濾過生原酒 H29BY」(「愛知の地酒、長珍 純米 八反錦60 無濾過生原酒の燗で黒ソイのアクアパッツァやヤリイカのトマト煮をいただく」参照)よりも口当たりがやわらかく、「長珍 純吟八反錦50 無濾過生酒 H29BY」 (「愛知の地酒、長珍 純吟八反錦50 無濾過生酒 H29BYでさんまのオイル漬けやさんまのフライをいただく」参照)よりも酸が出ている感じがするが、記憶はあてにならない。どれも常温でとってあるので、今度、飲み比べてみるといいかもしれない。

いわしのパン粉焼き、シチリア風

この日の料理は、いわしのパン粉焼き、シチリア風。『「アクアパッツァ」日髙良実シェフが教えるイタリア魚介料理レシピ』に、「いわしのパン粉焼き、シチリア風」として紹介されている料理にならったもの。材料は、いわし、オレンジ、パン粉、アンチョビ、松の実、レーズン、オレガノ(わが家で育てているオレガノ シュープリームを使用)、イタリアンパセリ、オリーブオイル、塩など。

オレンジやレーズンの酸味や甘味、松の実やパン粉の香ばしさ、いわしの旨味やアンチョビのアクセントなど、いろいろな要素が絡み合っていて、好きな料理。長珍の熱燗から温度による味の変化を楽しみながら。