スロバキアワイン、EX フランコフカ・モドラでセゲド風グーラッシュ(グヤーシュ)をいただく

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「EX フランコフカ・モドラ 2013」は、関内駅近く、大通り公園わきに店を構える葡萄屋・関内店で購入。

葡萄屋・関内店で購入したスロバキアワイン、EX フランコフカ・モドラのラベルEX フランコフカ・モドラの裏ラベル

基本的な情報をまとめておくと(購入した葡萄屋の商品説明とインポーターのスロバキアワイン専門店・マイティワインの商品説明を参照)、生産地:スロバキア、小カルパチア地方、生産者:ヴィラ・ヴィーノ・ラチャ、品種:フランコフカ・モドラ、飲み口:辛口ミディアムボディ。

葡萄屋のコメント:「ブラックベリーのような果実味に煙草のようなスモーキーさが良く感じられます。カシスのニュアンスと僅かに茎のような青みがあり、甘酸っぱいキュンとくる酸味がチャーミングに感じられます」

今度は、ワイナリー、ヴィラ・ヴィーノ・ラチャ(Villa Vino Raca)の公式サイトを参照して、その歴史などをチェック。ワイナリーがあるプラチスラヴァ郊外のラチャは、もともとプラチスラヴァの住人のためのワイン生産地域で、1949年に農場の協同組合が設立された。60年代から80年代にかけて地域のワイン栽培は成長を遂げ、80年代末には組合が地元のワイナリーにとって最も重要なぶどうの供給者になっていた。だが、そのぶどうから生まれるワインは、大規模生産によって特色を失っていた。しかし90年代初頭に転機が訪れる。組合はぶどうの販売を停止し、自分たちの手による生産を拡大し、近代化を推し進めた。そして2004年に協同組合から株式会社になった。そんな経緯で、オリジナルのラチャワインが守られ、発展を遂げることになった。

ラチャのぶどう畑は、小カルパチア地方の丘陵、海抜150~300m、南側の斜面に広がっている。↓ 小カルパチア地方は、スロバキアにおけるワイン産業の拠点のひとつで、ワイン博物館やワインに関係する様々な施設がある。

このワインは、酸味、果実味がいい感じで、コストパフォーマンスが高い。料理はなにかスロバキアを感じられるものをと思い、レシピが紹介されているSlovak Cookingをチェックして、セゲド風グーラッシュ(Segedin Goulash)を作ってみることにした。

豚肉とザワークラウトでつくるセゲド風グーラッシュルッコラの花も使った生ハムのサラダ

本来はハンガリー料理だと思うが、スロバキアでもポピュラーな料理であるらしい。材料は、豚肩ロース(ブロック)、ザワークラウト、玉ねぎ、小麦粉、サワークリーム、バター、パプリカ、キャラウェイシード、塩、こしょう、じゃがいもなど。

パプリカとキャラウェイシードを使っていても、いつも作るビーフ・グーラッシュとはまったく違う味。ザワークラウトがきいていて、こちらも非常に好み。

生ハムのサラダもいただいた。上にのっているのはルッコラの花。もちろん花もいただいた。