イタリア(マルケ)ワイン、ヴェレノージ ファレーリオで鯛のオーブン焼きとアクアパッツァ、そのスープを使った雑炊とパスタをいただく

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(※メモの状態のまま埋もれていた下書きをまとめた記事なので、季節感などがかなりずれている場合があります。なかには最低限の備忘録に過ぎない記事もありますが、振り返ってみると、1年半ほどの間にワインから日本酒に魅了されていく過程が見えてきて個人的に後々参考になりそうだったので、整理することにしました)

「ヴェレノージ ファレーリオ 2015」は、磯子方面の散歩コースの近くに店をかまえる山本屋商店で購入。

磯子の山本屋商店で購入した「ヴェレノージ ファレーリオ 2015」のラベル「ヴェレノージ ファレーリオ 2015」の裏ラベル

基本的な情報をまとめておくと(インポーターである稲葉の商品説明や裏ラベルを参照)、生産地:イタリア、マルケ州/生産者:ヴェレノージ(Velenosi)/品種:トレッビアーノ、ペコリーノ、パッセリーナ/等級:DOC/熟成:ステンレスタンクで熟成/アルコール分:13度。

インポーターのコメント:「やや青みを帯びたきれいな黄色、洋ナシ、熟したメロンやりんご、グレープフルーツキャンディやミントなどのハーブの香りがあり、スッキリと切れの良い酸味が爽やかです。アフターには甘夏や夏みかんの熟したフルーツの酸味と香りが残ります。フルーティで上品な美味しさのあるフレイバーと、まろやかで深いコクのあるワインとなっています。通常のファレーリオとは一段も二段もレベルの違う、印象深い白ワインです」

ヴェレノージは、1984年にまだ20代だったアンジェラとエルコレのヴェレノージ夫妻によって設立され、アンジェラがオーナーを務めている。家族経営のワイナリーとしては、マルケ州で2番目に大きな規模を持っている。ワイナリーは、アスコリ・ピチェーノの街の外れに位置している。マルケ州は、西側のアペニン山脈と東のアドリア海に挟まれ、彼らのぶどうもそんな自然環境に育まれる。トレッビアーノ、パッセリーナ、ペコリーノ、ピノ・ノワール、シャルドネ、モンテプルチアーノ、サンジョヴェーゼ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、ラクリマ、ヴェルディッキオを栽培している。

▼ ヴェレノージのオーナー、アンジェラ・ヴェレノージが自身のワイナリーについて語るインタビュー動画。(英語)

鯛が2尾セットで売っていたので、オーブン焼きとアクアパッツァにした。どちらも後でスープを利用するつもりだったので、スープ多めの料理になっている。

鯛のオーブン焼き

谷本英雄『イタリアの味 (暮しの設計 NO. 217)』に、「鯛のオーブン焼き」として紹介されている料理にならったもの。前にも取り上げている。材料は、鯛、ローズマリー、にんにく、オリーブオイル、プチトマト、オリーブ(黒・グリーン)、マッシュルーム、白ワイン、ハーブ入りの塩など。ハーブは、我が家で育てている2種類のローズマリーを使った。レシピにはマッシュルームも入っているが、今回は切らしていた。

鯛のアクアパッツァ

こちらは、鯛のアクアパッツア。材料は、鯛、にんにく、オリーブオイル、プチトマト、あさり、ぱせり、白ワイン、塩、こしょう、アンチョビ、黒オリーブ、ケイパーなど。

ここからは翌日の昼食。

鯛のオーブン焼きのスープでつくったイタリアン雑炊

鯛のオーブン焼きのスープでつくったイタリアン雑炊。

鯛のアクアパッツァのスープで作ったパスタ

鯛のアクアパッツアのスープでつくったパスタ。