広島の地酒、雨後の月 純米吟醸 山田錦の常温とぬる燗で酢だこ、れんこんの醤(ひしお)すっぱ炒め、真鯛の刺身やかぶと焼き、ちり鍋の残りをいただく

スポンサーリンク

※これはちょっと古い記事。データを整理していて、のちのち参考になりそうだったので。

「雨後の月 純米吟醸 山田錦」は、中華街にある一石屋酒店で購入。

中華街にある一石屋酒店で購入した「雨後の月 純米吟醸 山田錦」のラベル

基本的な情報をまとめておくと(裏ラベルなど参照)、醸造元:相原酒造株式会社/醸造元所在地:広島県呉市仁方本町/原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)/原料米:山田錦100%/精米歩合:麹米50% 掛米55%/使用酵母:協会9号/アルコール分:16度/日本酒度:+2.0/酸度:1.4/製造年月:23.11。

「雨後の月 純米吟醸 山田錦」の裏ラベル

醸造元のコメント(裏ラベルより):本製品は、プレートヒーターで加熱殺菌後、プレートクーラーで急冷し、冷蔵庫貯蔵でゆっくり熟成したお酒を製品にしています。

一石屋酒店のコメント:麹米50%掛米55%精米。穏やかで雑味のないクリアーな酒。優しいタッチで入ってきます。酸が少ないのに平らなお酒って訳ではなく、艶のある味わい。CPも素晴らしい。

相原酒造の所在地は、広島県呉市仁方本町。創業は明治8年(1875年)。仁方(にがた)は呉市の東、3つの山と瀬戸内海に挟まれた小さな町とのこと。仕込み水は野呂山の伏流水(超軟水)。


ライフ・ビエラ蒔田店で購入した三重県産の養殖まだい

この日の食材は、前日に購入してさばき、下処理した三重県産の養殖・真鯛の残り。

真鯛の刺身

真鯛の刺身。前日は皮を引かずに炙りにしたので、今度は皮を引いて。

いただきものの酢だこ、3日目

いただきものの酢だこ。3日目で、これが最後。

年末に川崎幸市場で購入したかまぼこ2種

年末に川崎幸市場で購入したかまぼこ2種。右はふぐ蒲鉾。

れんこんの醤(ひしお)すっぱ炒め

れんこんの醤(ひしお)すっぱ炒め。清水紫織著『発酵料理のきほん』に「れんこんの醤すっぱ炒め」として紹介されている料理にならったもの。自家製醤、ごま油、千鳥酢など。

雨後の月の純米吟醸の常温で真鯛の刺身や酢だこ、蒲鉾をいただく

まずは抜栓した雨後の月 純米吟醸 山田錦の常温で。仕込み水が超軟水ということもあり、やさしい味わいで、白身魚の刺身などによく合う。

真鯛のかぶと焼き

真鯛のかぶと焼き。

前日のちり鍋の残り

前日のちり鍋の残り。

雨後の月・純米吟醸のぬる燗でちり鍋をいただく

今度は雨後の月のぬる燗で。酒を錫半のちろりに注ぎ、湯煎でだいたい40℃まで温めたら、お気に入りのごつい陶器の徳利に少し高い位置から注ぎ、徳利を湯に戻してしばらく待つ。やはり鍋には燗、うまみが出る。

このあとも常温保存で、黒鯛、黒そい、かれい、さわらの刺身や西京焼きなど魚介に合わせて飲んでいて、まだ少し残っている。