チリワイン、サンタ・ディグナ・カベルネ・ソーヴィニヨン・レゼルヴァで、ビーフ・グーラッシュ(グヤーシュ)をいただく

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本日のワインは、前日に開けた「サンタ・ディグナ・カベルネ・ソーヴィニヨン・レゼルヴァ 2014」の残り。

エノテカオンラインで購入したサンタ・ディグナ・カベルネ・ソーヴィニヨン・レゼルヴァのラベル

前日の記事をチェックするのが面倒な方のために基本的なデータをまとめておくと、生産者:ミゲル・トーレス・チリ、生産地:チリ、セントラル・ヴァレー、品種:カベルネ・ソーヴィニヨン100%、香り:カシス、ブラックベリー、ボディ:ミディアムボディ、甘辛:辛口。

前日はこのワインに、中華のメニュー、五香粉と胡麻油風味の鶏もも肉のローストを組み合わせてみた。本日はがらりと趣向を変えて、ビーフ・グーラッシュ。ハンガリー起源の料理で、ハンガリー語ではグヤーシュ、ドイツ語ではグーラッシュ。ずいぶん昔、『スパイスの本―豊かな香りでヘルシーライフを (JTBのMOOK 味覚シリーズ 12)』で紹介されていて、お気に入りの料理のひとつになった。

パプリカとキャラウェイ・シードがきいたビーフ・グーラッシュ

材料は、シチュー用牛肉(今回は安売りしていた牛すね肉)、小麦粉、塩、黒コショウ、オリーブオイル、玉ねぎ、にんじん、ズッキーニ、トマト缶、キャラウェイ・シード、パプリカ、サワークリームなど。

作り方を要約すると、フライパンで肉を炒め、鍋でいためた玉ねぎ、にんじん、ズッキーニに焼いた肉も加え、トマト缶を汁ごと入れ、スパイス類を振る。オーブンで2時間煮込み、最後にサワークリームを加えてさらに煮込む。パスタを添えて盛り付けることが多いようだが、今回は茹でたポテトを添えた。

ビーフ・グーラッシュはこのワインとよく合っていた。樽の香りとパプリカやキャラウェイの風味が相乗効果を起こすのかは定かではないが、口のなかに広がるワインの味わいが明らかに前日とは違っていた。

グーラッシュは、場所や国によって、材料やスープ風、シチュー風など様々なので、近いうちにまた違ったタイプのものを作ってみたい。