和歌山の地酒、黒牛 純米 槽口直汲み 無濾過生原酒の熱燗でいか大根やかれいの煮つけをいただく

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(※メモの状態のまま埋もれていた下書きをまとめた記事なので、季節感などがかなりずれている場合があります。なかには最低限の備忘録に過ぎない記事もありますが、振り返ってみると、1年半ほどの間にワインから日本酒に魅了されていく過程が見えてきて個人的に後々参考になりそうだったので、整理することにしました)

「黒牛 純米 槽口直汲み 無濾過生原酒 H30BY」は、東急田園都市線・溝の口駅の南口から徒歩2分のところにある坂戸屋で購入。

溝の口にある坂戸屋で購入した「黒牛 純米 槽口直汲み 無濾過生原酒 H30BY」のラベル

基本的な情報をまとめておくと(裏ラベルなど参照)、醸造元:名手酒造店/醸造元所在地:和歌山県海南市黒江/原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)/原料米:(麹米)山田錦、(掛米)五百万石/精米歩合:麹米50%、掛米60%/アルコール分:18.5%/日本酒度:+7.0/酸度:1.9/アミノ酸度:1.3/平成31年1月17日上槽 仕込41号。

この「黒牛」は、「和歌山の地酒、黒牛 純米 槽口直汲み 無濾過生原酒の熱燗で連子鯛の塩水ボイルをいただく」のときに開栓してから常温保存で約3週間。

「黒牛」や醸造元である名手酒造店については、「和歌山の地酒、黒牛 純米酒 中取りの熱燗でアボカドとクリームチーズの酒盗和えや鶏の水炊きをいただく」で簡単に振れているので、そちらを参照していただければと思う。

この日の食材は、弘明寺商店街の鮮魚店・作清で買ってきたやりいかとかれい。醸造元が海の近くにあると思うと、やはり海のものが食べたくなる。

いか大根

この日の料理はまず、いか大根。『女将さんの居酒屋料理―この酒に、この肴 (暮しの設計 (234号))』に、「イカ大根 おふくろの味」として紹介されている料理にならったもの。材料は、大根、いか、だし汁、砂糖、みりん、醤油など。

かれいの煮つけ

そして、かれいの煮つけ。だしは、『ろくさん亭 道場六三郎 おかず指南-本当においしいおかずの条件を40年の経験でお話しします (暮しの設計 (209号))』で紹介されている「魚だし」。このだしは水を使わないが、筆者が愛用している究極の料理酒「澤屋まつもと厨酒」は普通の料理酒の三分の一ですむので(「究極の料理酒、澤屋まつもと 純米 厨酒(くりやざけ)でめばるの煮つけとぶり大根をつくる」参照)、料理酒が少なくてすむぶんだけ水を加えている。どちらの料理も黒牛の熱燗から温度による味の変化を楽しみながら美味しくいただいた。