「悦凱陣 純米 オオセト 無濾過生 R1BY」は、芹が谷にある秋元商店で購入。
基本的な情報をまとめておくと（ラベルなど参照）、醸造元：有限会社丸尾本店／醸造元所在地：香川県仲多度郡琴平町／原材料名：米（香川県産）・米麹（香川県産米）／原料米：オオセト100％（香川県産）／精米歩合：55％／使用酵母：熊本９号／仕込総米：1000kg／日本酒度：+10／酸度：1.5／アミノ酸度：1.2／アルコール分：17度以上18度未満／醪日数：28日／醸造年度：令和1酒造年度仕込第11～12号／製造年月：02.08。
醸造元のコメント（裏ラベルより）：「凱陣は、四国は讃岐の国こんぴらさんの東に在る蔵の手造り清酒です。当初は幕末時代天領で桂小五郎や高杉晋作が潜伏していたこともある蔵で、選び抜かれた国内の新米と讃岐の偉人空海ゆかりの満濃水系の伏流水を使い丹精込めて醸し上げた純米造りのお酒でございます」
この凱陣の速醸オオセトR1BYはこの日に抜栓（厳密には前日に抜栓してあった）。ちなみにほぼ４か月前に同じ速醸オオセトのR3BYを抜栓して（「香川の地酒、悦凱陣 純米 オオセト 無濾過生 R3BYの常温と上燗でくろだいの炙り、塩レモン・カルパッチョ、塩焼き、ムニエル ケイパーとレモンのソース、あらの味噌汁をいただく」）、その後、何度か飲んでいる。
この２本は並べて置いてあったので、寝かせてから飲むということであれば先にR1BYを開けるところだが、おそらくときには若い酒を飲んでみようと思ったのだろう。そのR3BYを抜栓したときには、その前に飲んでいたH29BYとスペックを比較して、「精米歩合が60％だったものが55％になり、アルコール分も18度以上19度未満から17度以上18度未満になっている」と書いているが、このR1BYは精米歩合やアルコール分に関してはR3BYと同じ。
朝食後のハーブティーは、フレッシュのアロマティカスとレモンバームのブレンド。
鉢植えのアロマティカスを水挿しで増やすついでに摘んだ葉と庭で摘んだレモンバームの葉。「植え替えを経て大きくなった多肉植物アロマティカス（キューバンオレガノ）を水挿しで増やし、摘んだ葉をシングルやブレンドのハーブティーで味わう」に書いた。
この日の食材は、ライフ・ビエラ蒔田店で購入したくろだい／黒鯛。さばくときにかなり苦戦したのを、このところ包丁を研いでいなかったせいだと思い込み、このくろだいに振り回されることになった。
それと、写真には撮っていないが、同じくライフで購入したかつおのたたき。
くろだいの炙りとかつおのたたき。実はくろだいの皮が異様に厚くて硬かったのだが、包丁のせいだと思い込んでいて、不格好な炙りになってしまった。炙っても皮は硬かった。かつおのたたきも買っておいてよかった。
先ほど触れた凱陣の速醸オオセトのR3BYを抜栓したときも食材はくろだいだった。
そのときにつくった炙りと比べてみると、違いは一目瞭然だが、料理をしているときには、うまく切ればとか、火を通せばなんとかなると思ってしまうようだ。
かつおのたたきとふきの煮もの。
庭で育てている鉢植えの山椒から摘んだ木の芽。
くろだいのかぶとの木の芽焼き。じっくり火を通したが、身離れが悪く残念。
ただし、食べ終えたかぶとの木の芽焼きでつくった骨湯（熱湯に薄口醬油を少々）はけっこううまかった。
（前日に抜栓しておいた）凱陣 速醸オオセトを常温で味見してから上燗で。R3BYと比べてまろやかなのはわかったが、もう一度確かめたくなり、記事にする時点でこのR1BYとR3BYを常温で飲み比べてみた。あくまで比較するとだが、R3BYのほうがいくぶん硬く、辛く、R1BYのほうがやわらかく、甘く感じた。好みもあるが、やはり寝かせておくだけのことはある。
[※多忙で中断していたブログを再開するためのウォーミングアップしていたはずが、また大きな仕事が入って中断し、あらためてウォーミングアップ中。しばらくは空白の時期の作業や記録や記憶の整理になり、再開までには時間がかかりそうです]
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