最初にレーズンから酵母を起こしたときには、「天然酵母でパンをつくるために、まずはクビンスのヨーグルトメーカーでレーズン酵母をつくってみる」で書いたように、「クビンス ヨーグルト&チーズメーカー KGY-713SM KGY-713SM」を使った。気温が低いと時間がかかるからだ。ただ、ヨーグルトメーカーを使っても酵母エキスの底に滓がじゅうぶんにたまるまでに5日ほどかかり、その間、ヨーグルトメーカーを本来の目的に使えなかった。そこで今回は、冬場の常温で気長にレーズン酵母を起こしてみることにした。
![一週間くらい経過してレーズンから泡が出てくる](https://suburban-landscape.net/wp/wp-content/uploads/2021/01/68865da75011c7e46f428b91a2463caf-400x300.jpg)
一週間を過ぎるあたりから泡がでてくる。エキスの底に滓がたまるまでもうしばらく待ち、生地つくりに使う。食事のとき以外、暖房を使わないリビングに置いておいても、この程度で酵母が起こせることがわかったので、これから他のフルーツなどで酵母を起こすときには常温でいこうと思う。
![冬場の常温で起こしたレーズン酵母エキスを使って中種をつくる](https://suburban-landscape.net/wp/wp-content/uploads/2021/01/9820c8a329a7ecf337033813ef66e584-400x300.jpg)
完成したレーズン酵母エキスを使って中種をつくる。その作業については、「ヨーグルトメーカーでつくったレーズン酵母で中種をつくり、その中種を使って生地をつくり、パンを焼いてみる」とまったく同じなので省略。
![前回とはまったく違うかたちに焼きあがったノルマーレ](https://suburban-landscape.net/wp/wp-content/uploads/2021/01/b69229dffaf7142beb25d32f4bfe0507-400x300.jpg)
「自家製レーズン酵母でつくった中種を継ぎ足し、ピザ、クッペ、カンパーニュ、ノルマーレなどいろいろなパンを試してみる」のときとはまったく違うかたちに焼きあがったノルマーレ。なんとも不思議なかたち。
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