たまたま見た動画「アーミッシュが備蓄している賞味期限のない食品20選」にはまり、特に第2位の「乾燥豆」に刺激されて、豆料理を積極的につくりだす

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以前の記事「ひよこ豆と鶏肉を煮込んだトルコ料理、タブクル・ノフト(Tavuklu nohut)をつくって、いろいろなレシピの材料や料理術を比較・観察してみる」で、ストックしていた未開封の乾燥ひよこ豆を引っぱりだしてみたのにはきっかけがある。YouTubeでたまたま見た「アーミッシュが備蓄している賞味期限のない食品20選」という動画だ。自然災害や気候変動によっていつどこでなにが起こるかわからない時代に、現代のテクノロジーに頼らず自給自足で質素に暮らすアーミッシュの人々は、何世紀にもわたって困難な時代に備えてきた。この動画では、彼らが備蓄している賞味期限のない20種類の食品が紹介されている。

その20種類の食品を列記すると以下のようになる。20位:ピクルス/19位:ジャーキー/18位:ザワークラウト/17位:乾燥野菜/16位:スパイス/15位:ドライフルーツ/14位:パスタ/13位:粉ミルク/12位:缶詰野菜/11位:ブイヨンキューブ/10位:ロールドオーツ/9位:ホワイトビネガー/8位:コーンミール/7位:アップルサイダービネガー/6位:ギー/5位:ハードタック(堅パン)/4位:塩/3位:白米/2位:乾燥豆/1位:生蜂蜜。

アーミッシュが備蓄している食品については、他にも15選とか30選など同様の動画があるが、この動画が一番、簡潔で実用的だと思う。ナレーターは、各食品について、その栄養価や重要性、アーミッシュが備蓄する方法とそうでない人が店などで購入する方法、そして備蓄する量の目安などを具体的に説明している。ただ、その目安の量を実際に揃えるとなると貯蔵庫が必要になりそうだが。

そして、20種の食品のなかで、自分にとって一番盲点になっていると思ったのが、ナレーターが「アーミッシュの自給自足の礎」とも表現している2位の乾燥豆。豆は好きな食材で、料理にも興味がありながら、このところずいぶん遠ざかっていた。もちろん備蓄もするが、いろいろ種類がある豆を知るには、やはり料理するにかぎる。

ひよこ豆と鶏肉を煮込んだトルコ料理、タブクル・ノフト

そこでストックを調べたら、期限が切れた未開封のひよこ豆が出てきたという次第。あとは前の記事に書いたように、『世界の豆料理 中東、アフリカ、米大陸、ヨーロッパ、アジアの郷土色あふれる120のレシピ』(誠文堂新光社、2016年)を参考にして、ひよこ豆と鶏肉を煮込んだトルコ料理、タブクル・ノフト(Tavuklu nohut)をつくってみた。

ということで今後は、乾燥豆の備蓄を増やしつつ、豆料理を積極的につくりたいと思っている。このところ、ナイジェリアやケニアの映画をよく取り上げていたので、なにかこれというレシピが見つかれば、アフリカの豆料理がいいかもしれない。