石川の地酒、農口尚彦研究所 山廃純米酒 無濾過生原酒 2017の熱燗で加賀太きゅうりとめじなのきぬた巻き、ミートソース炒め、治部煮をいただく

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「農口尚彦研究所 山廃純米酒 無濾過生原酒 2017」は、芹が谷にある秋元商店で購入。

芹が谷の秋元商店で購入した「農口尚彦研究所 山廃純米酒 無濾過生原酒 2017」のラベル「農口尚彦研究所 山廃純米酒 無濾過生原酒 2017」の裏ラベル

基本的な情報をまとめておくと(裏ラベルなど参照)、醸造元:株式会社農口尚彦研究所/醸造元所在地:石川県小松市観音下町/原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)/原料米の品種名:石川県産五百万石75%使用/精米歩合:65%/アルコール分:19度/製造年月:2018.11。

醸造元のコメント(裏ラベルより):「『農口尚彦研究所』は、現代の名工である農口尚彦杜氏の『匠の技術・精神・生き様』を次世代に継承することをコンセプトとして設立された新しい酒蔵です。
こちらのお酒は、石川県の五百万石を使用して造られたお酒です。
甘い柑橘系の香り、飲み口に十分な旨味を感じ、山廃特有の酸によりすっきりとキレていきます。
冷酒のみならず、少し温めても美味しくお楽しみ頂けます」

この農口尚彦研究所 山廃純米は、抜栓してから常温保存で1年8か月と2週間ほど。

加賀野菜のひとつ、加賀太きゅうり

この日の料理はまず、加賀野菜のひとつ、加賀太きゅうりを使ったものを2品。

加賀太きゅうりとめじなのきぬた巻き

加賀太きゅうりとめじなのきぬた巻き。手本にしたのは、「加賀太きゅうりのきぬた巻き(小鯛):加賀太きゅうりのレシピ」。めじなは、「神奈川の地酒、隆 純米吟醸 若水 熊本酵母 無濾過生原酒 R2BYの常温でめじなの刺身、セビーチェ(セビッチェ)、あら汁をいただく+発酵にまつわる日々の作業」のときに購入してさばき、瞬冷凍してあった切り身を使用。ちょっと不格好になってしまったが、これはまたつくりたい。

加賀太きゅうりのミートソース炒め

加賀太きゅうりのミートソース炒め。

金沢の郷土料理、治部煮

金沢の郷土料理、治部煮。

農口尚彦研究所 山廃純米の熱燗で加賀太きゅうりとめじなのきぬた巻き、ミートソース炒め、治部煮をいただく

農口尚彦研究所 山廃純米の熱燗で。厳密には熱燗よりももう少し温度を上げた。この酒を最後に飲んだのは、記憶が正しければ昨年(2000)の1月のことで(「石川の地酒、宗玄 純米 雄町 無濾過生原酒と農口尚彦研究所 山廃純米酒 無濾過生原酒 2017の燗で尾赤あじ(オアカムロ)の刺身とフライをいただく」)、すごく久しぶりに出してみた。まず驚いたのは、かなり色がついていること。そして飲んでみて思わず「オーーー」と声が出てしまった。以前は温度を上げるとキレのある辛口に化けたが、これまで味わったことがないような深いコクが出ていた。しかもそれでいて料理としっかり調和してしまう。生酒の常温熟成は、こういう予想もつかない変化が起きるので面白い。このまま寝かせておいたら一体どんな味になるのだろうか。楽しみ。





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