我が家で育てているオリーブのなかで、シプレッシーノ、コロネイキ、ピッチョリーネ、ネバディロブランコなどが開花したことは前回の記事で書いた。開花の時期もほぼ重なっていて、その間は天候にもめぐまれ、風もけっこう吹いていたので、条件は悪くなかったが、なんせ一度も経験したことがないので、果たして実をつけるものなのか、半信半疑というところだった。結果は、どの木にも実がついていた。
← 一番驚いたのはなんといってもネバディロブランコ。何度も書いているように、昨年(2016)コガネムシの幼虫に根を食われて倒れた木だが、なんとか復活し、花芽もつけた。その花芽のなかで開花したのは1本か2本だけだったが、ひとつだけ実をつけていた。
← こちらがピッチョリーネの実。受粉樹向きといわれる木で、まだこぶりだが、たくさんの実をつけている。
← こちらがコロネイキの実。昨年はあまり生長しなかったが、今年の春になってからぐんぐん伸びだし、実もたくさんつけている。
← こちらが木としては一番大きいシプレッシーノの実。実の数は、比率的にはピッチョリーネやコロネイキよりも少ないかもしれない。シプレッシーノも受粉樹向きといわれているので、脇に置いてあったもっとこぶりのコロネイキやピッチョリーネにたくさんの実をつけさせたのかもしれない。
《参照文献》
●『決定版 育てて楽しむ オリーブの本』岡井路子(主婦の友インフォス情報社、2014年)
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