レモンバームは、わが家で育てているハーブのなかでは、効能豊かで万能の印象がある。佐々木薫『ハーブティー事典-108種の効能から味・香り、利用法まで解説!』によれば、レモンバームの作用は「鎮静、抗うつ、抗菌、鎮痙、神経強壮、発汗、消化促進、血圧降下、駆風」。また、「古くから、レモンバームを飲めば長生きをし、記憶力が高まるといわれ、レモンバームは長寿のシンボルとされてきました」とも書かれている。
しかも、とんでもなく育てやすい。わが家では、もうこぼれ種でなにもせずに増えていく。左の写真は、オリーブの木の鉢のなかに落ちたこぼれ種から育ったレモンバーム。ほったらかしにしていたら、こんなに大きくなってしまった。そこで収穫し、ハーブブティーでいただくことにした。
レモンバームは、なにかミントをブレンドするとさらに美味しくなる。
そこで、ミントのなかから選んだのが、スイスリコラミント。「フルール・ジャルダン弘明寺店で5種のミントを衝動買いする、その1:スイスリコラミント」のときに購入してから3年。こちらもほとんどほったらかしにしているが、春になると芽が出てくる。
《参照/引用文献》
● 『ハーブティー事典-108種の効能から味・香り、利用法まで解説!』佐々木薫(池田書店、2007年)
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