秋蒔きで育てていたジャーマンカモミールの花が咲きはじめたことは先日お伝えした。その花でハーブティーを作ろうとしてちょっと考え込み出した。
以前の記事でも引用したが、佐々木薫監修『はじめてのハーブ-育てる・食べる・役立てる (池田書店の園芸シリーズ)』には、収穫のタイミングについて、「花の開花後2~3日が摘み頃です」と書かれている。一方、萩尾エリ子『ハーブの図鑑―見て、読んで育てて使いきる』では、収穫について、「開花したての花を摘みとります」とある。
しかし、それらとは別の摘み頃があるような気がしてきた。enherbや南蛮屋で購入したドライのジャーマンカモミールを見てみると、花の中心の黄色の部分がけっこう盛り上がっている。
← こちらは開花してから3日ほどのジャーマンカモミールの花。最初は少し緑がかっている中央部がすべて黄色くなるが、まだ黄色くなりきっていないものもある。
中央部がすべて黄色くなり、盛り上がってきたときが摘み頃という気もするのだが、どうなのだろう。
そんなことも考えつつ、収穫した花でハーブティーを作ってみた。
← こちらが熱湯を注いでだいたい5分蒸らして入れたハーブティー。湯を注いだ瞬間に感じたが、やはりドライとは香りが違う。甘みもあり、非常に美味い。
花を全部フレッシュで味わうのは無理なので、乾燥させるための収穫のタイミングを考えておく必要がある。
《参照/引用文献》
● 『はじめてのハーブ-育てる・食べる・役立てる (池田書店の園芸シリーズ)』佐々木薫監修(池田書店、2007年)
● 『ハーブの図鑑―見て、読んで育てて使いきる』萩尾エリ子(池田書店、1999年)
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