フラントイオにつづいてシルベストリスとシプレッシーノの葉がスズメガの幼虫に食われる

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先日、我が家のオリーブのフラントイオの葉がスズメガの幼虫に食われたことをお伝えした。そのフラントイオにつづいて別の2種もやられていた。

我が家の観賞用オリーブ・シルベストリス

1本は、実がならない観賞向け品種とされるシルベストリス。以前に記事で書いたように、昨年(2016)は、ハマキムシに散々やられた品種だが、今度はスズメガの幼虫がついていた。

シルベストリスの葉をむさぼり食うスズメガの幼虫

← こちらがシルベストリスの葉をむさぼり食うスズメガの幼虫。先日、フラントイオについていたのと同じくらいの大きさで、まあ早期発見といえる。

シプレッシーノの葉をむさぼり食うススメガの幼虫

これに対して、愕然としたのが、オリーブのなかで最もよく育っているシプレッシーノについていた幼虫だ。先日、記事で書いたようにシプレッシーノにも実がついたので、病害虫には目を光らせていたつもりだったのに、こちらの幼虫はけっこう大きくなっている。すでにそれだけ葉を食べられていたということだ。

岡井路子『決定版 育てて楽しむ オリーブの本』では、スズメガの幼虫のことが以下のように説明されている。

「体長7~9cmにもなる大型のイモムシ。6月から10月に発生。(中略)食欲旺盛な幼虫が葉をどんどん食べてしまうので被害甚大です」

「円筒形の体の下面に1対ずつ並んだ足でしっかりと枝につかまっているので、割り箸でそっとつまんだくらいではなかなかとれません。思いきって、しごきとりましょう」

シルベストリスについていた幼虫程度の大きさであれば簡単にとれるが、シプレッシーノについた幼虫は、この記述にあるようにしっかり枝につかまっていた。この幼虫が小さな実まで食うのかどうかわからないが、いずれにしてももっと早く発見したかった。

《参照文献》
●『決定版 育てて楽しむ オリーブの本』岡井路子(主婦の友インフォス情報社、2014年)





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