「魚のハーブ」と呼ばれるディルが料理に重宝していることは「秋蒔きで種から育てた「魚のハーブ」とも呼ばれるディルが料理に活躍中」で書いた。
2016年に秋蒔きしたディルは、左の写真のように支柱も使うことなく真っ直ぐに伸びて、いろいろ料理に利用し、2017年6月頃に花を咲かせた。
そして、2017年も同じようにディルを秋蒔きしたのだが、今度はあまりうまくいかなかった。発芽したもののなかから選別し、5株ほど育てていたのだが、秋から冬の間に強風などで折れてしまったり、原因不明のまま枯れてしまったりで、かろうじて1株だけ残った。
こちらが、その1株だけ残ったディルの写真だが、これだけ見ただけでは、鉢からどのように伸びているのかわからないのではないかと思う。
実はこの株も強風などでほとんど倒れるくらいに茎が曲がってしまったのだが、それでも枯れずに、螺旋を描くように大きくなってしまったのだ。
こちらは、ディルの茎の写真。根元に近い部分は、すごく太くなって、ほとんど木質化しているように見える。
かたちは不恰好だが、どんどん伸びるので料理に使えると思っていたら、上の写真でわかるようにもう花が咲きだしてしまった。花が咲くと葉が固くなり、生食に向かなくなるようなので、観賞するしかない。
ということで、料理用にディルを確保するために、先週、2016年秋蒔きのディルから収穫して、冷蔵庫に保存しておいた種を蒔いてみた。ディルは根が真っ直ぐに伸びる直根性で移植を嫌うので、最初から細長い鉢に種を蒔いた。
種はちゃんと保存されていたようで、無事に発芽した。今度は真っ直ぐに伸びるようにうまく育てたいと思う。
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