我が家のオリーブの1本、ピッチョリーネの実を収穫し、渋抜きにチャレンジする

スポンサーリンク

我が家のオリーブのうち、シプレッシーノ、ピッチョリーネ、コロネイキが結実し、その実が熟してきたことはすでにお伝えした。そのなかでも成熟が進んでいるピッチョリーネの実を収穫し、渋抜きにチャレンジすることにした。

ピッチョリーネの実02

← こちらが成熟が進むピッチョリーネの実。すでに外果皮が黒くなっているものもある。

収穫したピッチョリーネの実

← こちらが収穫したピッチョリーネの実。これだけと思う方もいるかもしれないが、このピッチョリーネを購入したのは昨年(2016)9月にサカタのタネ直営のガーデンセンター横浜で開かれたオリーブフェアでのことで、サイズ的にも値段的にも下から2番目の小さな苗だった。受粉樹に適する品種とはいえ、その翌年に開花し、結実するとは思ってもいなかったので、個人的には嬉しい誤算である。ちなみに、そのピッチョリーネと一緒に購入したフラントイオは、サイズ的にも値段的にも一番下のものだったが、そちらはさすがに花をつけることはなかった。

さて、収穫した実の渋をどうやって抜くか。筆者が参考書にしている岡井路子『決定版 育てて楽しむ オリーブの本』には、「水で渋を抜く」「塩で渋を抜く」「苛性ソーダで渋を抜く」などの方法が紹介されている。

ピッチョリーネの実を水に漬けて渋を抜く

筆者の希望は、時間がかかってもかまわないので、できるだけ特別なものを使わず、最小限のアイテムで渋を抜く方法。となるとやはり、水に漬けて抜く方法になる。前掲書では、水に漬ける前に、ナイフで種に当たるまで3か所くらい深めに切れ目をいれるか、すりこぎなど固いもので実を叩き、割れ目を入れる、とある。これは、早く渋を抜くためだと思われる。通常3~10日ほどで、食べられる程度になるとのこと。ネットで英語のサイトを調べると、時間はかかるがただ水につけ、毎日水をかえるという方法もあるようだ。

そこで筆者は、ピッチョリーネの実に爪楊枝で穴をあけ、水に漬け、時間をかけて渋が抜けるか試すことにした。毎日水をかえて、1か月か2か月かけて様子を見たいと思う。結果はいずれまたご報告することにしたい。

《参照文献》
●『決定版 育てて楽しむ オリーブの本』岡井路子(主婦の友インフォス情報社、2014年)









● amazon.co.jpへ

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする