「カーサ・デル・ロホ モナストレル 2007」は、関内駅近く、大通り公園わきに店を構える葡萄屋・関内店で購入。
基本的な情報をまとめておくと(Casa Rojoの商品説明を参照)、生産地:スペイン、ムルシア州、フミーリャ/生産者:カーサ・ロホ(Casa Rojo)/品種:モナストレル100%/収穫:完全手摘み、15kgのプラスチック箱で収穫/熟成:オーク樽で12ヶ月、その後ボトルで12ヶ月/タイプ:フルボディ。
生産者のコメントの要約:「ガーネットのきらめきをもつルビーの赤、熟した赤い果実と黒オリーブの香り、トーストやスモーキーなアロマ。エレガントでおだやかなタンニン。フレッシュで余韻が長つづきするバランスのとれたワイン」
生産者のカーサ・ロホは、テロワールの精神を完璧に表現するワインを造るために、多様なバックグラウンドや専門分野で構成されるチームを作り、ビエルソ、カバ、フミーリャ、リアス・バイシャス、ルエダ、バルデオラス、リベラ・デル・デュエロ、リオハ、プリオラートなどスペイン各地で、土着品種にこだわったワインを手がけている。
▼ カーサ・ロホのプロモーション動画。スペイン各地の生産地、チームのメンバーと彼らが手がけるワインが紹介されている(スペイン語/英語字幕)。
Casa Rojo, familia empresaria del año from Casa Rojo on Vimeo.
▼ フミーリャのワインを紹介する動画。美しい映像は一見の価値あり(スペイン語)。
本日の料理は、豚バラ肉の赤ワイン煮ジュニパー風味。
『ハーブ全書 (ブティック・ムック No. 795)』で、「ポーク&プルーンの赤ワイン煮ジュニパー風味」として紹介されていた料理。
材料は、豚バラ肉、くるみ、にんじん、セロリ、フォンドヴォー(フレーク)、たまねぎ、赤ワイン、水、オリーブオイル、ジュニパーベリー、プルーン、シナモン(パウダー)など(※手元になかった材料は代用しているので、すべて本のレシピ通りではない)。
ジュニパーベリー、プルーン、くるみなどが、甘み、酸味、香ばしさなど独特の風味を醸し出して美味い。ジュニパーベリーは初めて使ったが、レシピには以下のような説明がある。「蒸留酒のジンの香りづけにも利用されるスパイス。体の中の老廃物や毒素を外に出す働き、利尿作用などがある。主に肉料理の風味づけなどに」
この効能はありがたいので、また他の料理に使ってみたい。2番目の画像は2日目のもの。肉や野菜に味がしみこみ、濃厚な果実味のあるワインで美味しくいただけた。
《参照/引用文献》
● 『ハーブ全書 (ブティック・ムック No. 795)』(ブティック社刊)
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