秋蒔きで種から育てた「魚のハーブ」とも呼ばれるディルが料理に活躍中

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昨年(2016)の秋に種を蒔いて育てているディルは、すでに料理で大活躍してくれているが、ハーブそのものについてはまだちゃんと紹介していなかった。

秋に種を蒔き、ベランダで育てているディル料理で活躍するだけでなく、観賞用としても目を楽しませてくれる

筆者が購入した種は「タネのタキイ」もので、パッケージの育て方には、「直根性で移植を嫌う」と書かれている。根が真っ直ぐに伸びて、移植が不向きということで、種を蒔くときには深めの鉢を用意する必要がある。

ディルは、メディカルハーブというよりは、料理用ハーブという印象が強いが、身体にもかなりよいらしい。ナンシー・J・ハジェスキー著『ハーブ&スパイス大事典』には以下のような記述がある。

「ディルは昔から消化不良の治療薬として高く評価されてきた。カール大帝は祝祭の晩餐会の席で客にディルを配ったという。濃厚な食事のあとに現れることがある不快な症状を和らげるためだ」

「ディルは、内分泌系、免疫系、循環器系の機能を助ける働きをすることがわかっている。モノテルペンやフラボノイドなどの化合物には、抗酸化作用のほか、病気の予防や健康増進などの作用がある」

以下、我が家で育てているディルを使った料理の一部をご紹介。

キビナゴのマリネ

キビナゴの刺身を、白ワインビネガー、オリーブオイル、イタリアンパセリ、ディル、塩コショウでマリネにしたもの。

イワシの温製マリネ

田崎真也『安くて旨い! ワイン&簡単おつまみ (PHPビジュアル実用BOOKS)』で紹介されていたイワシの温製マリネ。必ずしもすべてレシピ通りではないが、使った材料は、イワシ、玉ねぎ、イタリアンパセリ、ディル、白ワイン、白ワインビネガー、レモン汁、オリーブオイル、塩コショウなど。

ホタテのムニエル

同じく『安くて旨い! ワイン&簡単おつまみ (PHPビジュアル実用BOOKS)』で紹介されていたホタテのムニエル。材料は、ホタテの貝柱、カブ、小麦粉、白ワイン、バター、レモン汁、ポン酢醤油など。

まだディルを使ったピクルスを作っていなかったので、近いうちに作ることにしたい。

《引用文献》
● 『ハーブ&スパイス大事典』ナンシー・J・ハジェスキー著(日経ナショナル ジオグラフィック社、2016年)





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