「宗玄 純米 八反錦 無濾過生原酒」は、芹が谷にある秋元商店で購入。
「宗玄 純米 八反錦 無濾過生原酒」の基本的な情報をまとめておくと(ラベルなどを参照)、醸造元:宗玄酒造株式会社/醸造元所在地:石川県珠洲市宝立町宗玄/原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)/原料米:広島県産八反錦100%使用/精米歩合:55%/使用酵母:金沢酵母/アルコール分:17度/製造年月:20.1/おすすめの飲み方:冷やして◎、常温○、お燗◎。
醸造元のコメント(裏ラベルより):「能登杜氏が、北陸能登の寒夜において、最高の醸造技術を傾注し、精魂こめて醸しあげた酒です」
この宗玄は、「石川の地酒、宗玄 純米 八反錦 無濾過生原酒の常温と香川の地酒、悦凱陣 純米 阿州山田錦70 無濾過生原酒の熱燗で〆さばと手羽先のから揚げをいただく」のときに抜栓してから常温保存で5日目。この酒がいかに魚介、特に刺身系に合うといわれているのかは、そちらの記事で、古川修『世界一旨い日本酒 熟成と燗で飲る本物の酒 (知恵の森文庫)』や杉田衛保『究極の日本酒 マリアージュで楽しむ純米無濾過生原酒16本』を引用して書いたので、お読みいただければと思う。
この日の食材は、弘明寺商店街の鮮魚店作清で購入した活〆のほうぼう550円とあじ4尾500円。エラと内臓はその場で処理してもらってきた。では、例によって包丁の練習。
おろしたあじを細かくたたいてつくったあじのタルタル。『女将さんの居酒屋料理―この酒に、この肴 (暮しの設計 (234号))』に「鰯のタルタル」として紹介されている料理にならったもの。説明に「鯵やいさきなど脂がよくのって、その時期においしい魚なら何でも作れます」とあるので、あじでつくった。「なめろう」をヒントにした料理。材料は、あじ、大葉、みょうが、しょうがの絞り汁、味噌、しょうゆ、長ねぎ、万能ねぎなど。
二種のあじの骨せんべい。「三種のあじの骨せんべい|サントリー レシピッタ」にならってつくってみたもの。骨せんべいは何度もつくっているが、こういうアレンジは考えたこともなかった。酒のつまみにいいと思う。
すべて熱燗の手前まで温めた宗玄の燗で美味しくいただいた。