福岡の地酒、旭菊 生酛純米クラシック65 H30BYの上燗であじの刺身と醤(ひしお)和え、めひかりの煮つけとから揚げ、へだいのかぶと煮をいただく+「蔵匠 樽仕込み」と「相生 古式本みりん」のこと

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「旭菊 生酛純米クラシック65 H30BY」は、菅田町のちょっと行きにくいところにある酒の旭屋で購入。

菅田町にある酒の旭屋で購入した「旭菊 生酛純米クラシック H30BY」のラベル「旭菊 生酛純米クラシック H30BY」の裏ラベル

基本的な情報をまとめておくと(ラベルなど参照)、醸造元:旭菊酒造株式会社/醸造元所在地:福岡県久留米市三潴町/原材料名:米・米麹(国産米100%)/原料米:夢一献100%/精米歩合:65%/使用酵母:7号酵母/アルコール分:15度/酒造年度:30BY/日本酒度:+5/酸度:1.8/製造年月:2022.1

酒の旭屋のコメント:「穏やかでほのかに熟した香り やわらかな飲みくち。冷~特にお燗では まろやか&ふっくら旨味UP。暖かいお料理に熱めのお燗でぜひ」

この旭菊は「福岡の地酒、旭菊 生酛純米クラシック H30BYの常温と熱燗でいかげそ一夜干しとブロッコリーの炒めもの、ほっけの干物とから揚げ、収穫したワイルドストロベリーをいただく」のときに抜栓してから1年5か月強というところ。旭菊の酒は初めてだったので、そちらの記事で旭菊酒造のことにも少し触れている。

料理にいく前に調味料のことを。吉野杉樽天然醸造酒と三州三河みりんを使い切った(あるいは使い切りかけている)ので、これまで使ったことのなかった醤油とみりんをこの日に開栓。

「蔵匠 樽仕込み」(1本目/200ml)湯浅醬油の「蔵匠 樽仕込み」(1本目/200ml)ラベル・基本情報部分湯浅醬油の「蔵匠 樽仕込み」(1本目/200ml)ラベル・商品説明部分

和歌山の湯浅醬油の「蔵匠 樽仕込み」は、東京交通会館にある和歌山県アンテナショップ「わかやま紀州館」で購入。

基本情報(ラベルより) 名称:こいくちしょうゆ(本醸造)/原材料名:大豆(国産)、小麦(国産)、食塩/製造者:湯浅醤油有限会社 和歌山県有田郡湯浅町湯浅。

商品説明(湯浅醤油のホームページより):
湯浅醤油といえばこれ!
湯浅醤油のベースとなっている、当店基本の醤油です。蔵人が古式製法で作っている、味も香りも絶品の、自慢できる逸品です。たまり醤油ほど濃くなく、すっきりとした味で、香りも豊かです。杉樽から搾ったままのおいしさが詰まっています。お寿司やおひたし、煮魚に。何のお料理にも合うのが特徴です。醤油発祥の地・湯浅のお醤油のを味わってみて下さい。
職人が丁寧に木桶で1年半~2年熟成
他では珍しい、昔ながらの木桶で職人が丁寧につくるお醤油です。厳寒の冬に仕込み、天然の杉樽で約2年じっくり熟成させることで 濃厚で深い味わいの香り豊かな醤油になります。杉樽から搾ったままで何も加えていない、大豆のもつ自然の甘みが まろやかで深い味わいを出してくれます。
古式製法とは、大豆を茹でて仕込む製法のことです
通常、醤油の仕込みでは大豆は「蒸し」ますが弊社では他とは違い、国産の大豆を大釜で約4時間、じっくり煮込みます。その際に出てくる白い泡(大豆のたんぱく質)は取り除き、茹で汁は捨てずに取っておきます。なぜなら、茹で汁に大豆の旨味が出ているからです。そして取っておいた茹で汁に五島灘の塩を混ぜ、醤油の仕込み水として使います。
こうする事により、より一層できあがる醤油が美味しくなります。

愛知の相生ユニビオの「相生 古式本みりん」

愛知の相生ユニビオの「相生 古式本みりん」は、ライフ・ビエラ蒔田店で購入(※開栓して一度使ってから翌日に写真を撮ったので、内容量が少し減っている)。
基本情報(ラベルより) 品目:本みりん/原材料名:もち米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール(国内製造)、しょうちゅう乙類(国内製造)/アルコール分:13.5度以上14.5度未満/エキス分:44度以上/内容量:500ml/製造者:相生ユニビオ株式会社 愛知県西尾市下町丸山
商品説明(ラベルより):三河伝統の古式製法による。もち米、米麹と、香り豊かな乙類の焼酎を原料とし、二〇〇日~三〇〇日の熟成を経て造った味醂です。
商品説明(相生ユニビオのホームページより):
贅沢な品質を、手に入れやすく
厳選した国産のもち米と米麹、醸造アルコール、焼酎を使用して三河伝統の古式製法で仕込んだ純国産米の本みりんです。じっくりと熟成させ、ご家庭用としてお手軽ながらも甘みと酸味のバランスが取れた本物の味に仕上げました。品質に妥協なく丁寧に造り上げた本みりんであると同時に、毎日のお料理に使ってほしいからこそ、“手に入れやすい”を徹底して追求しました。品質と価格の両面において、自信と誇りを持ってお届けする商品だからこそ、確かな評価を頂いています。

ライフ・ビエラ蒔田店で購入したへだいとあじ

この日の食材は、ライフ・ビエラ蒔田店で購入したへだいとあじ。それと(写真をとらなかったが)めひかりも購入。

あじの刺身

あじの刺身。

あじの刺身につける醤油は、この日に開栓した湯浅醬油の「蔵匠 樽仕込み」

あじの刺身につける醬油は、この日に開栓した和歌山の湯浅醤油の「蔵匠 樽仕込み」。色は濃いめだが、意外にすっきりしていて、その落差はなかなかのインパクト。

あじとアボカドの醤(ひしお)和え

あじとアボカドの醤(ひしお)和え。清水紫織『発酵料理のきほん』で紹介されているアボカドパクチーのアレンジ。どんな材料でも味が決まるのでありがたい。柑橘類を搾ろうとかとも思ったが、その前に箸が進んでしまった。

思ったよりも早く完成した醤(ひしお)

岡山の名刀味噌本舗の乾燥ひしおこうじ「ひしおの糀」と埼玉の弓削多醬油の高麗郷丸大豆醬油を使って仕込み、冷蔵庫で保存している自家製の醤(ひしお)。醤油よりもまろやかで、食材によくなじむ万能発酵調味料。『発酵料理のきほん』で知り、活用している。

へだいのかぶと煮

へだいのかぶと煮。使った調味料は、この日に開栓した湯浅醤油の蔵匠 樽仕込み、三州三河みりん、喜界島さとうきび粗糖、澤屋まつもと厨酒。醤油の色が濃いめなので、たとえば、明るい色の高麗郷丸大豆醬油などに比べると煮汁の色も濃いめになり、独特のコクが出る。

めひかりの煮つけ

めひかりの煮つけ。使った調味料は、井上古式じょうゆ(開栓後冷蔵保存で48日目、目安の1か月は過ぎてしまったが、これで使い切った)、三州三河みりん(これも使い切り、新しい相生 古式本みりんを開栓)、喜界島さとうきび粗糖、澤屋まつもと厨酒。

めひかりのから揚げ

定番のめひかりのから揚げ。

旭菊の生酛純米クラシックの上燗であじの刺身や醤和え、へだいのかぶと煮、めひかりの煮つけやから揚げをいただく

旭菊 生酛純米クラシック65の上燗で。香りが控えめで、ほどよい酸と熟成感があり、燗上がりして、魚介類にも合う。





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