スペイン(テラ・アルタ)ワイン、エレンシア・アルテス ガルナッチャ・ブランカで黒ソイのマース煮とブリのソテー パセリソース添えをいただく

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「エレンシア・アルテス ガルナッチャ・ブランカ 2014」は弘明寺商店街のほまれや酒舗で購入。テラ・アルタのワインを飲むのははじめてだ。

ほまれや酒舗で購入したエレンシア・アルテス ガルナッチャ・ブランカのラベルエレンシア・アルテス ガルナッチャ・ブランカの裏ラベル

基本的な情報をまとめておくと(インポーターであるフィラディスの商品説明を参照)、生産地:スペイン、テラ・アルタ、生産者:エレンシア・アルテス、品種:ガルナッチャ・ブランカ100%、熟成:コンクリートタンク5ヶ月。

インポーターのコメント:「若樹と古樹をブレンドすることで、多層的で複雑な味わいがもたらされる。桃や洋ナシ、フェンネルのフローラルな芳香。熟した果実にクリスピーな酸が心地よい緊張感を与えている。価格に期待する以上の充実感を備えたミディアムボディ。余韻には白いスパイスがほのかに漂う」

フィラディスの生産者紹介は充実しているので、エレンシア・アルテスの紹介もいろいろ勉強になる。エレンシア・アルテスの公式サイトもチェックしたかったが、なぜか繋がらない。

↓ テラ・アルタのワインははじめてなので、まずはテラ・アルタのワイン案内をチェック。テラ・アルタは北部の高原と南部の山地という異なるふたつの地域からなる。テラ・アルタ・ワインの70%がガルナッチャ・ブランカだという。

エレンシア・アルテスのワインのラベルには、テラ・アルタの栽培家の家系に生まれ、ぶどう畑で育ったヌリア・アルテスの幼少期の記憶が反映され、裏ラベルにも、土地やぶどう畑、祖父、祖先への想いをこめたメッセージが刻まれている。彼女には、秋のはじめに村の細道に漂うぶどうの香りが大切な思い出になっている。

↓ こちらの動画では、ヌリア・アルテス自身がエレンシア・アルテスのワインを紹介している。残念ながらスペイン語だが、ぶどう畑がたっぷり見られる。

↓ ヌリアはテレビ番組にも出演している。

これは、香り、酸味、余韻など、料理をあれこれ考えるのが楽しくなるようなワイン。食材はというと、弘明寺商店街の鮮魚店・作清で勧められたのは北海道の黒ソイ。それととても安かったので天然ブリの切り身も購入。

ここのところ我が家のイタリアンパセリの状態がいまいちで、仕方なく普通のパセリを買ったものの、たくさん余ってしまったので、パセリソースにした。そこで、そのソースを積極的に使えそうな料理を考えた。

黒ソイのマース煮ふっくら煮上がった黒ソイにパセリソースを添える

黒ソイは、普通に煮つけにしたら、おそらくワインにも合わないし、パセリソースも使えない。そこで市場魚貝類図鑑のクロソイの説明をチェックしてみると、料理欄に、「しょうゆ味の煮つけもうまいが、塩味で「まーす煮」にしても美味しい」とあったので、これならと思い、作ってみた。材料は、黒ソイ、長ねぎ、しょうが、塩、泡盛、水。

黒ソイの白身がふっくらして、いいダシも出て、確かにマース煮でも美味い。ワインとも合うし、パセリソースもいいアクセントになる。市場魚貝類図鑑をチェックして正解だった。

天然ブリのソテー パセリソース添え

こちらは天然ブリのソテー。材料は、天然ブリの切り身、ほうれん草、ミディトマト、にんにく、オリーブオイル、バター、塩、こしょう、パセリソース。ほうれん草はバターソテー、天然ブリはガーリックソテーにして、パセリソースをかけた。こちらも美味かった。