バジル マジックマウンテンは、普及しているバジルと同じように料理に使える。我が家では2016年に購入し、「挿し木したバジル マジックマウンテンの苗を植え替える」の記事で書いたように、挿し木で増やした。
そのバジル マジックマウンテンのラベルの裏側には、「普通のバジルより寒さに強いです。霜が降りる前に屋内に入れましょう。0℃以下にならなければ越冬します」という説明があった。我が家では、冬の間、屋内に入れるようなことはせず、ベランダや庭に置いていた。その結果、昨年(2018)の春には「こぼれ種から芽を出したディル、イタリアンパセリ、バジル、三つ葉とかろうじて冬を越したバジル マジックマウンテン」の記事でご報告したように、最後の1本になってしまった。
その最後の1本は、ベランダでまた冬を越し、いまも健在である。かなり不恰好なのにはわけがある。切り戻しをした株はなぜかダメになり、なにも手を加えず、伸び放題にしておいたものが残ったからだ。
茎は完全に木質化し、冬の間も花をつけていて、春になるといろいろなところから芽が出てくる。昨年は、その芽を挿し木しようと思っていながら、しそびれたので、今年はちゃんとやることに。
木質化した茎から出た芽を2本切り、下の葉をおとして水にさしておくと、数日で根が出てくる。それを赤玉土、腐葉土、バーミキュライトを混ぜた土を入れた鉢に植え替える。
根が出たバジル マジックマウンテンを鉢に植えてから5日後の様子。順調に育っているように見える。もっと大きくなって、料理に使ったらまたご報告したい。
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