群馬の地酒、誉国光 山廃純米 氷温生原酒の燗でそら豆のうま煮や鯛のヴァポーレをいただく

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「誉国光 山廃純米 氷温生原酒」は、磯子方面の散歩コースの近くに店をかまえる山本屋商店で購入。

磯子の山本屋商店で購入した「誉国光 山廃純米 氷温生原酒」のラベル「誉国光 山廃純米 氷温生原酒」のラベル側面

基本的な情報をまとめておくと(ラベルや日本名門酒会の商品説明を参照)、醸造元:土田酒造株式会社/醸造元所在地:群馬県利根郡川場村/原材料名:米(国産)、米麹(国産米)/原料米:あさひの夢(群馬県産)/精米歩合:70%/酵母:協会701号/アルコール分:16度。

醸造元のコメント:「夜は窓を開けて、風を感じながら呑みたい。たまには昼間から、ゆっくりやってもいい。氷温貯蔵で感じる、爽やかでクリアな旨み。後味にはまろやかでふくよかな、山廃らしさ。キリッと冷やして、旬の食材と合わせて」

土田酒造は明治40年(1907)創業。その酒造りについては、「SAKETIMES」の記事「新政酒造に学んだ無添加の酒造り。米、水、米麹、酵母だけの山廃純米酒を造る、群馬県・土田酒造が下した未来への決断」がとても参考になった。山本屋商店の若旦那が、Twitterでこの酒を紹介するときに、「最近話題の土田酒造」のように書いていたのはそういうことかと納得。

「誉国光 山廃純米 氷温生原酒」は、甘み抑え目でフレッシュ、酸にそそられる爽やかな山廃。夏酒ということで、ラベルにはキリッと冷やしてとあるが、燗しても美味いと思う。

そら豆のうま煮

この日の料理はまず、そら豆のうま煮。西健一郎『季節のおかず 暮しの設計216号』に「空豆のうま煮」として紹介されている料理にならったもの。材料は、だし、砂糖、塩、薄口しょうゆ、重曹など。塩ゆでとはまた違う、ちょっと甘めの味つけがいい。

鯛のヴァポーレ

そして、ここのところ頻繁につくっているヴァポーレ。この日の魚は鯛。材料は、鯛、小松菜、アスパラガス、ズッキーニ、パプリカ、わが家で育てているローズマリー、塩、オリーブオイル、水など。骨がついている魚でつくると旨みが出て、野菜の旨みと合わさって素材の味が楽しめ、飽きない料理。爽やかな誉国光の燗で美味しくいただいた。