スペイン(リオハ)ワイン、クネ・リオハ・クリアンサでラムチョップのガーリック風味焼きをいただく

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「クネ・リオハ・クリアンサ 2013」は弘明寺商店街のほまれや酒舗で購入。

ほまれや酒舗で購入したクネ・リオハ・クリアンサのラベルクネ・リオハ・クリアンサの裏ラベル

基本的なデータをまとめておくと(CVNE公式サイトの商品紹介と輸入者である三国ワインの商品紹介を参照)、生産地:スペイン、リオハ、アルタ、生産者:クネ(C.V.N.E.)、品種:テンプラニーリョ85%、ガルナッチャ、マスエロ15%、栽培:標高525mの南東向きの畑、樹齢30-40年、ゴブレ様式栽培、手摘みで収穫。発酵: 28‐30℃に制御されたタンクで10日間。熟成:225Lのアメリカンオーク樽熟成12ヶ月。味わい:ミディアムボディ、合う料理:ポークソテー、鶏のトマト煮込み、イカ墨のパエリア、鶏の照焼き。

数日前に飲んだ「レアル・ルビオ・オーガニック」につづいてまたリオハ・ワインを味わう。その「レアル・ルビオ・オーガニック」の記事に貼った画像「Ultimate Video Guide to the Rioja Wine Region」はとてもよくまとまったリオハ・ワインのガイドになっていて、勉強になったので、ここにも貼っておく。

↑ クネ(C.V.N.E.)は、リオハのアルタ地区にあるアロ(Haro)に1879年に設立された家族経営のワイナリーだが、このガイドを見ると、そのアロが、アルタ、バハ、アラベサという3地区から成るリオハのワイン造りの一大拠点になっていることがわかる。また、ワインが熟成の期間によって、短いものから長いものへと順にホベン、クリアンサ、レゼルバ、グラン・レゼルバという4つのカテゴリーに分類されることも説明されているので、クリアンサというこのワインの名前がそのカテゴリーのひとつであることもわかる。さらにリオハで栽培されているぶどうの品種の説明も細かい。テンプラニーリョは、リオハのぶどう畑の75%で栽培されているナンバー1の品種で、その特徴として酸味とタンニンのバランスに優れている。そのテンプラニーリョを主体として、ガルナッチャ(ガナシャと発音されている)やグラシアーノといった品種とブレンドされる。

ちなみに、「レアル・ルビオ・オーガニック」はテンプラニーリョ90%、グラシアーノ10%のブレンド、「クネ・リオハ・クリアンサ」はテンプラニーリョ85%、ガルナッチャ、マスエロ15%のブレンドである。

↓ 毎年6月にアロで開かれるワイン・バトル(ワイン祭り)。ドレスコードで白に統一された人々のTシャツや衣装がワイン色に染まる。ワイン造りの一大拠点ならではの伝統的な祭り。

↓ クネは現在、4つのワイナリーを所有している。1879年設立のCVNE(アロ)、1920年設立のIMPERIAL(アロ)、1920年設立のVINA REAL(アラベサ)、1973年設立のVINEDOS DEL CONTINO(アラベサ)という4つのワイナリーを紹介する動画。

確かにこれはバランスがよくて、幅広い料理に合わせられそうなスタンダードワイン。

まず前日に作ったナスのトマト煮をいただく

本日の料理はまず、前日に作ったナスのトマト煮の残り。田崎真也『安くて旨い! ワイン&簡単おつまみ (PHPビジュアル実用BOOKS)』のなかで「ナスのトマト煮」として紹介されていたもの。材料は、ナス、玉ねぎ、トマト、ブイヨン、赤ワイン、バルサミコ酢、にんにく、細ねぎ、塩、こしょう、オレガノ(ドライ)など。

ラムチョップのガーリック風味焼き

そして本日作ったのは、ラムチョップのガーリック風味焼き。同じく田崎真也『安くて旨い! ワイン&簡単おつまみ (PHPビジュアル実用BOOKS)』のなかで「仔羊のガーリック風味焼き」として紹介されていたもの。材料は、ラムチョップ、にんにく、鷹の爪、オリーブオイル、粒黒こしょう、塩など。

近所のマルエツがけっこうラム肉をそろえているので試しに購入してみたが、このラムチョップはけっこうリーズナブルで美味かった。