島根の地酒、天穏 山廃 無濾過純米酒 山田錦と京都の地酒、益荒猛男 山廃仕込 特別純米原酒の燗で甘鯛の煮つけと酒蒸し、とびうおのマリネと塩焼きをいただく

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「天穏 山廃 無濾過純米酒 山田錦 H30BY」は、小田急線・本厚木駅から徒歩約7分のところにある寿屋酒店で、「益荒猛男(ますらたけお) 山廃仕込 特別純米原酒 H29BY」は、菅田町のちょっと行きにくいところにある酒の旭屋で購入。

本厚木の寿屋酒店で購入した「天穏 山廃 無濾過純米酒 山田錦 H30BY」のラベル「天穏 山廃 無濾過純米酒 山田錦 H30BY」の裏ラベル

「天穏 山廃 無濾過純米酒 山田錦 H30BY」の基本的な情報をまとめておくと(裏ラベルや寿屋酒店の商品説明など参照)、醸造元:板倉酒造有限会社/醸造元所在地:島根県出雲市塩冶町/原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)/原料米:山田錦100%/精米歩合:70%/酵母:無添加/アルコール分:15度/2回火入れ/日本酒度:+6/製造年月:2020年1月/出雲杜氏 小島達也。

醸造元のコメント(裏ラベルより):「まるく やさしく 強くありたい」

この天穏は、「島根の地酒、天穏 山廃 無濾過純米酒 山田錦 H30BYの常温と燗で黒そいの刺身と煮つけとあらの味噌汁、かますのフライと混ぜご飯をいただく」のときに抜栓してから常温保存で26日目。

菅田町にある酒の旭屋で購入した「益荒猛男(ますらたけお) 山廃仕込 特別純米原酒 H29BY」のラベル「益荒猛男(ますらたけお) 山廃仕込 特別純米原酒 H29BY」の裏ラベル

「益荒猛男(ますらたけお) 山廃仕込 特別純米原酒 H29BY」の基本的な情報をまとめておくと(裏ラベルなど参照)、醸造元:向井酒造株式会社/醸造元所在地:京都府与謝郡伊根町/原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)/原料米:京都府産米『祝』100%使用/精米歩合:65%/アルコール分17度/製造年月:30.11。

醸造元のコメント(裏ラベルより):「何もかざらず堂々と、そのままに、日本海を相手に生きる、伊根の漁師のような、旨みたっぷり濃厚で男らしい酒に仕上がりました。飲みごたえあり。辛口原酒」

この益荒猛男は、「京都の地酒、益荒猛男(ますらたけお) 山廃仕込 特別純米原酒の燗であんこう鍋をいただく」のときに抜栓してから常温保存で5か月と10日ほど。

醸造元の向井酒造のキャッチフレーズは「日本でいちばん海に近い酒蔵」。蔵のチラシには「伊根の豊かな海の幸と大地の糧は、私たちの“食ありての酒”を目指す酒造りの指針となるものです」とある。

この日は本当は肉料理にするつもりでスーパーに行ったが、鮮魚コーナーで足がとまり、魚介に変更した。地酒とその土地に関心を持つと、食材の産地も意識するようになり、よほどの名物でないかぎりは自己満足に過ぎないと思いつつも、産地で食材と酒を結びつけてみたくなる。

マルエツで購入した島根県産の甘鯛

最近では珍しく、鮮魚店ではなくスーパーで購入した島根県産の甘鯛。

マルエツで購入した京都府産のとびうお

同じく京都府産のとびうお。

甘鯛の煮つけ

甘鯛の煮つけ。身がほろほろ。

甘鯛の酒蒸し

甘鯛の酒蒸し。「アカアマダイ(グジ)|市場魚介類図鑑」で紹介されている「ぐじの酒蒸し」を参考にした。ちなみに、この料理だけは翌日のもの(さばいた甘鯛に塩をして一晩寝かせているため)。

天穏の燗で甘鯛の煮つけや酒蒸しをいただく

どちらの料理も、熱燗の手前まで温めた天穏で。

とびうおのマリネ

とびうおのマリネ。白ワインビネガーがほとんどないことに気づき、白ワインと純米酢と砂糖でそれらしきものをつくって、どうなるかと思ったが、意外にいけた。飾りのハーブは、契約満了した農園から回収してきたフェンネル。

とびうおの塩焼き

とびうおの塩焼き。

益荒猛男の燗でとびうおのマリネや塩焼きをいただく

益荒猛男の熱燗で。最後に飲んだのが1月下旬頃で、そのときよりもいくらかまろやかになっている気がする。

島根と京都の土地を勝手に思い浮かべながら、美味しくいただいた。





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